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インフィニティ、2012ジュネーブモーターショーへ【日産自動車】

2012年3月6日

日本発のラグジュアリーパフォーマンスブランドであるインフィニティは6日、第82回ジュネーブモーターショーで、同ブランド初のミッドシップのスポーツカーコンセプトであるINFINITI EMERG-Eを公開しました。

さらに、インフィニティは、420PSのFXセバスチャン・ベッテルバージョンを欧州および中東市場で200台限定で生産することも発表しました。

インフィニティ エマージ

2012年ジュネーブモーターショーでお披露目されるインフィニティ エマージコンセプトは、インフィニティのエキサイティングな未来を垣間見ることができる、先進的なミッドシップのスポーツカーです。

このコンセプトモデルは、インフィニティがInspired Performanceというブランドプロミスにふさわしい力強いモデルを作るという意志を証明するものです。また、ドラマティックで持続可能なハイパフォーマンスモデルを追求する中で、インフィニティが取り入れたエキサイティングな新技術の数々を表すものでもあります。インフィニティのデザインスタイルを、初めてミッドシップの高性能スポーツカーへ取り入れることで、新たな表情も生み出しました。

インフィニティ エマージは、インフィニティのInspired Performanceを体現する究極のモデルです。出力402bhp(300kW)のツインモーター搭載スポーツEVは、たった4秒で停止状態から時速60マイル(約96km)まで加速し、30秒で130マイル(約209km)/hへ加速します。また、30マイル(約48km )程度であればゼロエミッションの都市部向け移動手段としても使うことができます。レンジエクステンダー付きのガソリンエンジンがツインモーターと連動した場合には、CO2排出量はわずか55g/kmです。

全長4.464m、二人乗りのインフィニティ エマージは、ツインモーター、リチウムイオンバッテリーパック、4つのインバーター、レンジエクステンダー付きの3気筒エンジンを搭載しています。これら全てが、インフィニティ特有の流れるようなデザインを特長とする、非常に空力性能が高く、軽い車体構造へ効率的にパッケージングされています。

インフィニティ FXセバスチャン・ベッテルバージョン

インフィニティは、2011年のフランクフルトモーターショーでコンセプトモデルを公開したFXセバスチャン・ベッテルバージョンを、欧州および中東地域向けに限定200台で生産することも発表しています。この発表は、インフィニティ欧州・中東地域の責任者であるベルナール ロアール副社長が行いました。

この生産モデルは、コンセプトカーの出力420PSに匹敵する性能を持ち、インフィニティの欧州事業部がこれまでに販売しているインフィニティモデルの中で最も高い出力を誇ります。価格は未定ですが、最も高価なインフィニティモデルとなるでしょう。

FXセバスチャン・ベッテルバージョンは、レッドブル・レーシングのドライバーでありF1ワールドチャンピオン、かつインフィニティのグローバルアンバサダーであるセバスチャン・ベッテルと、インフィニティのチーフ・クリエイティブ・オフィサーである中村史郎のコラボレーションモデルとなっています。機動性を最大限に生かすリア・アクティブ・ステアリングなどの先進技術、軽量化された部品・機能を搭載したV8 FX50Sプレミアムは、インフィニティの現在のフラッグシップモデルであり、FXセバスチャン・ベッテルバージョンの理想的なベースモデルとなっています。出力の増加、軽量化、高いギア比、ダウンフォースの増加、サスペンションなどの変更により、ベースであるスポーティーなクロスオーバーが、クロスオーバースポーツカーへと進化しています。


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