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日産自動車㈱に自動駐車用ECU、ナビゲーションシステムをOEM供給【クラリオン】
2017年9月21日
新型リーフに純正装着採用
クラリオン㈱(執行役社長兼COO:川端 敦 / 以下、クラリオン)は、日産自動車㈱(以下、日産)の新型リーフ向け自動駐車用ECU(*1)、ナビゲーションシステムをOEM供給します。
10月に発売される新型「リーフ」は、国産車で初めて駐車操作のすべて(アクセル・ブレーキ・ハンドル・シフト、パーキングブレーキまで)を自動制御する本格的な自動駐車システムを搭載します。
今回、日産と共同開発し採用された自動駐車用ECUは、クラリオンが日産と長年共同開発を進めてきたアラウンドビューモニター(*2)の技術をベースとする画像認識技術とソナー信号を自動駐車用ECU内でフュージョン処理することで、自動駐車システムの高精度な駐車空間認識を実現しました。本技術の導入により、縦列、並列駐車を行う街なかの一般的な駐車シーンにおいて、駐車を苦手とするドライバーの円滑な駐車を支援します。
高精度な駐車空間認識技術を搭載する新自動駐車システムではクラリオンが新たに供給するナビゲーション画面上に、クルマを真上から見ているようなアラウンドビューモニターの映像を表示、ドライバーはアラウンドビューモニターの表示によって、クルマをどこに駐車するか駐車動作や駐車位置が把握しやすくなります。
新ナビゲーションシステムは、ディスプレイに高精細ワイドVGA7インチディスプレイ&タッチパネルを採用、直感的に操作できるフィンガージェスチャーに対応し、フリックやピンチイン/アウトなどスマートフォンライクに簡単快適な操作を行えます。また、自動的に更新される充電スポット情報や到達可能予想エリアの表示といったEV専用のサポート機能を搭載しています。
今後もクラリオンは、優位性のあるエレクトロニクス技術を生かした安心・安全製品の普及をめざすとともに、クルマ社会の発展に貢献します。
*1 ECU:Electronic Control Unit(電子回路を用いてシステムを制御するユニット)
*2 アラウンドビューモニター:クルマの真上から見ているかのような映像によって、周囲の状況を知ることで、駐車を容易に行うための支援技術
※ 当資料に記載する社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
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