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業績拡大に向けグローバル生産能力強化【島津製作所】
2017年9月19日
業績拡大に向けグローバル生産能力強化
- フィリピン工場の基板製造を2019年度に倍増 -
㈱島津製作所(本社:京都市中京区、社長:上田 輝久)は、今後の業績向上にともなう増産に対応するため、フィリピンの製造子会社SHIMADZU PHILIPPINES MANUFACTURING INC.(SPM)の基板製造ラインを増設し、同社における基板生産高を2019年度に現在の2倍に引き上げます。また、2019年度までの3年間累計で3.5億円のコストダウンを図ることで、製品のコスト競争力を高め、業績向上に貢献します。
当社は4月にスタートした中期経営計画において2019年度4000億円以上の売上を目指しています。この売上増に対応するため、グローバルでの生産能力を引き上げる必要があり、今回、日本国内に比べ製造コストが有利なフィリピン工場を拡張し、プリント基板製造ラインを増設いたします。これによりフィリピン工場での生産高を2019年度には現在の2倍にあたる18億円に引き上げ、3年間累計で3.5億円のコストダウンを実現することを目指します。
当社は今後もグローバルでの生産体制を整備し、業績向上に努めてまいります。
【SPMプリント基板製造ライン増設の概要】
・名称 :SHIMADZU PHILIPPINES MANUFACTURING INC.(SPM)
・住所 :Phase 3, Lot 15, Block 15, Cavite EPZ, Rosario, Cavite, Philippines
・増設地 :隣接する建物を購入
(建物面積3,700平方メートル、2017年8月30日引き渡し済み)
・事業目標:年間のプリント基板生産高2019年度18億円(2016年度実績9億円)
2019年度までの3年間累計で3.5億円コストダウン
・投資額 :373百万円(建屋購入費、製造ライン増設費、生産・検査設備費など)
・人員計画:2019年度128名(2016年度86名)
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