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トヨタの新型8速オートマチックトランスミッション向けにオイルポンプチェーンを供給【ボルグワーナー】

2017年9月6日

本プレスリリースは、2017年8月24日にアメリカ合衆国で発表された英文リリースの抄訳版です。

ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier)は、トヨタの新型8速オートマチックトランスミッション向けに6.35mmサイレントオイルポンプチェーンを供給することを発表しました。2.5Lエンジンの新型「カムリ」および来年以降新たなトランスミッションプログラムにも採用されるこの新型トランスミッションは、トヨタが初めて、非同軸式オイルポンプ駆動のチェーンを採用した設計です。

トヨタのトランスミッション設計には、トルクコンバーターからオイルポンプまでのチェーンドライブによる非同軸式オイルポンプ・アセンブリが組み込まれています。非同軸設計ではトランスミッションのメインシャフト上に広い空間を設けられ、また、自動車メーカーはより効率性の高いポンプの採用が可能になります。ボルグワーナーのサイレントチェーンはギアと比較して、より広範囲の軸間を効果的にカバーします。サイレントチェーンは、騒音・振動・ハーシュネス(NVH)を低減するために、スプロケットとの噛合い方が異なる2種類のリンクプロファイルを備えたデュアルリンク設計を採用しており、コンパクトなパッケージで静粛性と信頼できる耐久性を実現しています。

ボルグワーナー・モールスシステムズの社長兼事業本部長のジョエル・ウィーガート(Joel Wiegert)は、「当社は、昨年トヨタが発表したトランスミッションから、耐久性に優れたサイレントオイルポンプチェーンを日本で現地生産して供給してきました。当社がグローバルに事業を展開する中、このたび初めてトヨタに米国で現地生産した製品を供給でき、大変うれしく思います。」と述べています。


ボルグワーナーについて
ボルグワーナー(NYSE: BWA)は、自動車の内燃機関、ハイブリッド車、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーです。世界17カ国62カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ27,000人の従業員を擁しています。詳細については、borgwarner.comをご覧ください。









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#2017年9月6日