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「スーパーカブ110」をフルモデルチェンジしお求めやすい価格で発売【本田技研工業】

2012年02月20日

Hondaは、ビジネスや通勤、レジャーなど幅広い用途で多くのお客様から支持を得ている「スーパーカブ110」をフルモデルチェンジし、お求めやすい価格で3月16日(金)に発売します。

今回のスーパーカブ110は、“ニューベーシックカブ”を開発コンセプトに、今まで以上に世界のお客様に愛用いただけるよう、実用性や経済性、快適性、デザインに加え、お求めやすい価格を目指したモデルです。
エンジンは、低フリクション技術を多岐にわたって採用した高効率の空冷・4ストローク・単気筒110ccを搭載。低・中回転域を重視したトルク特性と減速比の最適化によって、荷物積載時や登坂時においてさらに取り回しやすくしています。
車体は、剛性に優れたバックボーンタイプのパイプフレームを前モデルより踏襲しながらも、フレーム剛性の見直しや、ホイールベースを20mm延長したことなどにより、荷物積載時のより安定した走行に寄与しています。
デザインは、スーパーカブの伝統的でオリジナリティーのあるスタイリングをベースに、シンプル、フレンドリー、質実を表現した“丸みのある四角”をテーマとして、さまざまなライフシーンにマッチするスタイリングとしています。
生産は、中国の新大洲本田摩托有限公司で行い、調達から生産まで効率化を図ることで、メーカー希望小売価格を従来モデルに比べ21,000円低く設定することができ、よりお求めやすい価格としました。


販売計画台数(国内・年間)
9,000台

メーカー希望小売価格
228,900円(消費税抜き本体価格  218,000円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

スーパーカブ110の主な特長

高い環境性能と経済性を両立した110ccエンジン
空冷・4ストローク・単気筒110ccエンジンは、低・中回転域重視のトルク特性とし、最適な減速比とあいまって荷物積載時や登坂時の取り回しやすさを向上させています。
なお、従来モデルで採用した下記の低フリクション技術や排出ガス浄化システムなどは採用を継続しています。
・ 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI※)の採用
・ バッテリーが完全に放電した場合でも、キックによって始動ができるシステム
・ 低フリクション技術として、クランクシャフトに対してシリンダーをオフセット配置したオフセットシリンダーや、ローラーロッカーアームなどを採用
・ マフラー内にキャタライザー(三元触媒)を装備
・ 発進と変速でそれぞれ独立したクラッチ機構を備えた2段クラッチシステムを採用したことで、変速時のショックを軽減

※ PGM-FI(Programmed Fuel Injection System)は、Hondaの登録商標です

剛性に優れた車体
角断面パイプを採用したバックボーンフレームは、高い剛性を確保しています。今回、フレーム剛性の見直しとホイールベースを20mm延長したことで、荷物積載時のより安定した走行に寄与しています。シート高は、従来モデルと同様の735mmとし、安心感のある足着き性を確保しています。ボディカバーは、錆の心配がない樹脂製を採用。リアフェンダーは、後端部を伸ばしたことで泥はねを軽減しています。

機能性に優れ存在感と力強さを表現したデザイン
デザインは、スーパーカブのオリジナリティーを活かしながらシンプルさを保ちつつ、直線と曲面を融合させ存在感と力強さを表現しています。ヘッドライトは、視認性と被視認性に優れた新設計の角型マルチリフレクターを、リア回りは水平基調にレイアウトした新設計のテールランプを採用することで、実用的でありながら斬新なイメージを演出しています。
車体色は、スマートブルーメタリック、パールシルキーホワイト、パールバリュアブルブルー、バージンベージュ、パールプロキオンブラックの5色を設定。ビジネスからレジャーまで幅広い要望に応えられるカラーバリエーションとしています。

その他の主な装備
・ エンジン始動が簡単なセルフ式スターター(キック式併設)
・ 視認性に優れた角型デザインのメーターパネル
・ 荷物の積載に便利なリアキャリア(長さ331mm<ガードを除く>、幅299mm)
・ 買い物で便利な荷かけフック

主要諸元


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