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新しい自動車業界向けソリューションにより急増する組込みソフトウェアの開発を支援【シーメンスPLMソフトウェア】

2017年7月27日

この資料は2017年7月18日に米国テキサス州PLANOより発表されたプレスリリースを翻訳したものです。

・統合ソフトウェア・エンジニアリング・ソリューションによりアプリケーション・ライフサイクル管理(ALM)と製
 品ライフサイクル管理(PLM)を結合
・組込みソフトウェアと物理システムの開発を統合
・自動車の品質、ソフトウェアの堅牢性、トレーサビリティーを強化
・品質を向上させてソフトウェア関連のリコールを大幅に低減


シーメンスは、高機能化が著しい今日の自動車製品への車載が急増している組込みソフトウェアに関する重要な開発課題を解決する新しい自動車業界向け統合ソフトウェア・エンジニアリング・ソリューションを発表しました。
シーメンスは、アプリケーション・ライフサイクル管理(ALM)と製品ライフサイクル管理(PLM)を統合して、本質的に異なる電気機械システムのライフサイクルと、これらの物理システムの制御に使用されるソフトウェアの開発とをシームレスに管理できる自動車業界向けソリューションを提供します。 このソリューションを活用すれば、ソフトウェアの機能とトレーサビリティーを強化できるだけでなく、製品全体の品質を向上させて、組込みソフトウェアに関連する自動車のリコールを低減させることができます。
本日の発表は、シーメンスのビジネスユニットであるシーメンスPLMソフトウェアが開発するデジタル・エンタープライズ向けインダストリー・ソリューションに関する発表の第一報目です。

シーメンスPLMソフトウェアの自動車および輸送機器業界担当バイスプレジデントのDave Lauzunは、「衝突回避システムや自動縦列駐車機能、さらには自動運転車の出現など、自動車の高機能化が進むにつれ、これらの機能を制御するソフトウェアのニーズが急速に高まり、製品開発の課題が急増しています。シーメンスは、組込みソフトウェアの開発プロセスを管理するALMと物理システムを管理するPLMのそれぞれの機能を統合することで、自動車の未来を牽引する堅牢で高品質なメカトロニクス・システムを自動車関連企業が迅速かつ効率的に、しかも正確に開発できるようにする手段を提供します」と述べています。

自動車関連企業では、組込みソフトウェアの開発と物理システムの開発を密接に同期化させて管理することが大きな課題になっています。製品エンジニアリングとソフトウェア・エンジニアリングはそもそも別々の開発ライフサイクルを辿ります。
ソフトウェア開発もまた別に管理され、ハードウェアとのインターフェースはあらかじめ定められたチェックポイントでのみ検証が行われています。
スマート・コネクテッド・カーの時代を迎えた今、ソフトウェアと物理システムのインタラクションがますます高度化しているがゆえに、現行のプロセス、ツール、メソッドの機能不足が露呈しています。イノベーションを実現するには、今日のIoTコネクテッド・カーの物理挙動とデジタル挙動を完全に再現する自動車システムの「デジタル・ツイン」が欠かせません。

IoTと組込み技術に詳しいVDC Researchのシニア・アナリストのAndr? Girard氏は、「スマート・プロダクツ、スマート・カー・システム、製品のスマート開発のためには、組込みソフトウェアの開発を他の設計部門と連動させて進めることが重要です」と述べています。

シーメンスの自動車業界向け統合ソフトウェア・エンジニアリング・ソリューションは、組込みソフトウェアの開発を製品全体のライフサイクルの欠かせない要素として適切に組み込む段階へとついに昇華させました。この進化は、自動車関連企業が急速に変化するテクノロジーを取り入れて成功するために欠かせないことであり、自動車の製品開発に新しいレベルの機敏さをもたらします。このソリューションの詳細については、www.siemens.com/plm/automotive-softwareをご覧ください。

シーメンスPLMソフトウェアは今後数カ月にわたって、多種多様な業界の差し迫ったビジネス・ニーズに対応するデジタル・エンタープライズ向けインダストリー・ソリューションに関する発表を行っていく予定です。


シーメンスPLMソフトウェアについて
シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンスデジタルファクトリー事業本部のビジネスユニットです。製造業がイノベーションを実現するための新たな機会を創出し、産業のデジタル変革を牽引するソフトウェア・ソリューションを提供して世界をリードするグローバル・プロバイダーです。米国テキサス州プラノを本拠地とし、これまで世界140,000社以上のお客さまにサービスを提供しています。
シーメンスPLMソフトウェアは、あらゆる規模のお客様と協働して、アイデアの実現方法、製品の実現方法、稼働中の製品や設備資産の有効活用と状況把握の方法を変革できるよう支援しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。


シーメンスAG について
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、165年以上もの間、卓越したエンジニアリングとイノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業であり続けています。電化、自動化、デジタル化の分野を中心に世界200カ国以上で事業を展開しています。シーメンスはエネルギー効率に優れた省資源技術を世界でもっとも多く提供している企業のひとつであり、海洋風力発電の建造では世界一、コンバインドサイクル発電では主要サプライヤー、送電ソリューションでは大手プロバイダー、そしてインフラストラクチャー・ソリューションならびに産業向け自動化ソリューションとソフトウェア・ソリューションのパイオニアです。
さらにシーメンスは、コンピューター断層撮影や磁気共鳴画像診断システムなどの医用画像診断装置の大手サプライヤーでもあり、また臨床診断および臨床情報技術のリーダーでもあります。2016年9月30日を期末とする2016年度における売上は796億ユーロ、営業利益は56億ユーロでした。2016年9月末現在の全世界の社員数は351,000人です。
シーメンスに関する詳細はwww.siemens.comにてご覧いただけます。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。








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