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アウディAG、CeBITで「アウディコネクト」を展示【アウディ ジャパン】
2012年2月20日
アウディは、ドイツのハノーバーで開催される世界最大のインフォメーションテクノロジー見本市、CeBIT(セビット)に初出展します。「アウディコネクト」を掲げ、CeBITに進出するアウディは、モバイルITアプリケーションにおける現在および未来のソリューションを提示します。アウディブースのハイライトは、次世代のAudi A3です。このクルマは、アウディとして初めてモジュラーインフォテインメントプラットフォームを採用するモデルです。さらに、「アウディアーバンフューチャーイニシアチブ」の下、アウディは未来の都市における個人のモビリティに関するコンセプトも提示します。
今年の初めにラスベガスで開催されたコンシューマーエレクトロニクスショー(CES)において、アウディは自動車のインフォテインメント分野における牽引役を担っていることを証明して見せました。そしてCeBITでは、ヨーロッパに向けて革新的な技術を展示します。アウディAG財務&組織担当取締役であるアクセル ストロットベックは、3月8日に開催される関連イベント「オートモーティブデイ」の開会挨拶において、アウディのインフォテインメントおよびIT戦略について触れる予定です。
見本市でスローガンとして使用される「アウディコネクト」は、完全にネットワーク化されたアウディのモビリティを表現するものです。これはすなわち、インターネット経由で、アウディをインフラストラクチャーおよび他の車両とネットワーキングし、車両とインフォメーションテクノロジーの間のインターフェイスは、ここで重要な役割を果たします。アウディはすでに、クラウドとその支援ソリューションをインテリジェントに接続することによって実現した統合型サービスをお客様に提供しています。インターネットとの接続は、現在UMTS経由で行っていますが、将来はより高速なLTE基準を採用することになるでしょう。
CeBITでドイツ国内デビューを飾る新型A3は、最新世代のインフォテインメントシステムを搭載しています。モジュラーインフォテインメントプラットフォーム(MIB)により、短い開発サイクルで新しいハードウェアやソフトウェアコンポーネントを車両に搭載することが可能となりました。システム性能向上のため、チップはマーケット最先端を走るNVIDIA社のTegraを採用しています。「アウディコネクト」に加えて、MIBのハイライトとなる機能は、ロータリープッシュボタンコントローラーに統合されたタッチパッドです。アウディは、この機能を活用し、シンプルで直感的な操作およびディスプレイを追求しています。
「アウディアーバンフューチャーイニシアチブ」は、今年の見本市で新たに設置される「アーバンソリューション」というテーマエリアで展示を行います。ここでは、巨大都市とモビリティというテーマをとりまく、将来の都市が投げかける挑戦やトレンドにかかわる5つの国際性豊かなコンセプトが提示されます。これは、第1回アウディアーバンフューチャーアワードの一部として紹介されたものです。2012年には第2回が予定されていますので、アウディは「未来の都市とモビリティ」という問題に関して対話を再開し、異なる学問分野にまたがる交流を促進します。
CeBIT 開催URL
http://www.cebit.de/home
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