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インドに二輪車工場を新設 大型二輪車「Ninja 1000」の現地生産を開始【川崎重工業】
2017年7月7日
川崎重工は、インドの現地法人India Kawasaki Motors Pvt. Ltd.社（インディア カワサキモータース、以下、IKM）に、新工場を開設しました。新工場は、生産設備導入後、9月頃より生産ラインの稼働を開始し、これまでの生産機種（250cc～650cc）に加えて、新たに当社がインドで生産する機種としては最大の排気量（1,043cc）となる「Ninja 1000」の現地生産を行います。
インドは、2016年度の二輪車販売台数が約1，760万台と世界最大の市場で、そのうち250cc以上の中・大型車の市場規模は約68万台です。今後も経済発展にともない、当社が得意とするレジャー用途の中・大型車市場の継続的な拡大が期待されており、今回の新工場稼働によってインドの中・大型車のニーズに応え、カワサキブランドの二輪車を幅広く提供していきます。
当社は、2010年にBajaj Auto Ltd.社（バジャジ オート、以下、BAL）のアクルディ工場（プネー市）内にIKMを設立し、カワサキブランドの二輪車の生産委託および、BALの販売網を通じた販売を開始しました。その後2013年に自社での生産を開始し、IKM独自の販売・アフターサービス網の構築を進めるなど、インドにおける二輪車事業の基盤作りを着実に進めてきました。なお、新工場（生産能力1万6千台／年）の開設にともない、旧工場（生産能力5千台／年）の稼働は終了し、その機能を新工場へ集約します。
□India Kawasaki Motors Pvt. Ltd.社概要
①設立 ：2010年7月1日
②所在地 ：インド マハラシュトラ州プネー市チャカン工業団地
③敷地面積：約10,300m²
④資本金 ：235百万ルピー（川崎重工100％出資）
⑤生産能力：約1万6千台／年
⑥事業内容：二輪車の輸入、生産、販売
⑦生産機種：「Ninja 650」「Ninja 300」「Z650」「Z250」「Versys 650」「Ninja 1000」
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