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シンポジウム開催案内(海洋地球インフォマティクス2017)【海洋研究開発機構】
2017年5月17日
海洋地球インフォマティクス 2017
~“海洋地球インフォマティクス”の礎・胎動・これから~
情報通信技術(ICT)やIoTの発達により膨大なデータの生成・収集蓄積が可能となり、こうした“ビッグデータ”を近未来の予測などに活用して、新しい価値を創造することが求められています。JAMSTEC地球情報基盤センターでは海洋地球分野におけるデータ・情報を最大限に活用して新しい価値を生み出すための科学技術として「海洋地球インフォマティクス」を提唱、推進しています。
第3回目となる今回は、「巨大データパワー」をキーワードに統計処理、画像処理分野の最先端科学技術についての講演や、芽生えつつあるJAMSTECの海洋地球インフォマティクスに関連する取り組みを紹介いたします。分野横断的な統計、画像、情報処理技術についての意見や情報交換により、さらなるアイディアの創発やインスパイアにつなげることを目的として、第5期科学技術基本計画の超スマート社会(Society 5.0)とJAMSTECが目指す「海洋地球インフォマティクス」の関係性についても考える機会ととらえ、本シンポジウムを開催します。
■開催日時
平成29年5月31日(水) 13:00 – 17:30(12:30 開場)
■会場
海運クラブ(東京都千代田区平河町2-6-4 海運ビル2F)
東京メトロ 半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町」徒歩1分
■招待講演
○地震活動の可視化と予測
尾形 良彦(統計数理研究所 名誉教授)
○画像・映像意味解析の展開と大規模放送映像解析による社会分析
佐藤 真一(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授)
○日立の人工知能への取り組み
清水 正明(日立製作所研究開発グループ システムイノベーションセンタ 主任研究員)
■講演
○機械学習による自律認識と情報技術が変えるフリートの10年後を夢想する
吉田 弘(海洋研究開発機構 海洋工学センター)
○地震・津波予測におけるインフォマティクスの活用と課題
堀 高峰(海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター)
○「ちきゅう」における掘削機器データのインフォマティクスへの展開
井上 朝哉(海洋研究開発機構 地球深部探査センター)
○インフォマティクスで解き明かす岩石の歴史
桑谷 立(海洋研究開発機構 地球内部物質循環研究分野)
○機械学習と可視化で「雲」を理解する―雲形の分類から台風発生予測まで―
松岡 大祐(海洋研究開発機構 地球情報基盤センター)
■プログラム詳細は以下のURLをご覧ください(要事前申込)
http://www.jamstec.go.jp/ceist/sympo/2017/
国立研究開発法人海洋研究開発機構ホームページはこちら