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オートテックベンチャーズへの投資を通じてグローバルなスタートアップ企業へのアクセスを獲得【ボルグワーナー】
2017年4月7日
本プレスリリースは、2017年4月3日にアメリカ合衆国で発表された英文リリースの抄訳版です。
ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier) は、ベンチャーキャピタル投資会社の「オートテックベンチャーズ(Autotech Ventures)」(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州パロ・アルト)への1,000万ドルの投資を通じて、自社の発展に向けた新たな一歩を踏み出しました。
ボルグワーナーは、変化する業界の要望に対応しやすくするためにオートテックベンチャーズへの投資を決定しました。自動車業界のトレンドは電動化や自動運転へと進化を続けている中で、ボルグワーナーの最近の事業活動は、今後の自動車市場における同社の位置付けを明確にしつつあります。 ボルグワーナーは、オートテックベンチャーズへの投資により、地上交通の未来を形づくる数百社のグローバルなスタートアップ企業を比較、検討できるようになりました。オートテックベンチャーズを通じて投資する予定の企業に加え、ボルグワーナーでは一部のスタートアップ企業を対象に直接独自の投資、連携、支援を計画しています。
ボルグワーナーの社長兼最高経営責任者ジェームズ・ベリアー(James Verrier)は、「この1年半の間、当社は大きな進化を遂げてきました。2015年には大手電機部品メーカーのレミー社を買収し、電気テクノロジー分野における地位を強化しました。2016年にはハイブリッドと電気自動車の分野で多くの顧客契約を獲得し、2017年も同様の取り組みを続けています。また、2017年には電動コンプレッサーのeBooster®や、eGearDrive®トランスミッションなどの新しいテクノロジーを実用化しました。このような進歩を通じて、当社はクリーンで効率に優れた駆動技術の未来を切り開いています。」と述べています。テクノロジーポートフォリオの充実化に伴い、人材へのニーズも変わりつつあります。パワーエレクトロニクス関連のボルグワーナー社内エンジニアリングチームは2013年から3倍に拡大しており、2021年までに人員を倍増させる予定です。
ボルグワーナーの最高戦略責任者ブレイディ・エリクソン(Brady Ericson)は、この新規投資により、サプライヤー、パートナー、バイヤー、投資家などの立場でこれらのスタートアップ企業と連携することで同社の既存製品のポートフォリオ以外で駆動技術およびモビリティの分野における投資機会が得られると考えています。「当社は今後も業界をリードする駆動技術の提供に重点を置いてまいりますが、このパートナーシップを通じて、コア製品の強みに限らず、新たなテクノロジーとサービスへのグローバルなアクセスができることを期待しています。近年の一連の投資と同様、今回の投資も、よりクリーンでエネルギー効率に優れた自動車技術を支える製品ポートフォリオを維持するという当社の全体的な戦略に大いに寄与するものです。業界の優先課題は変化し続けています。成功を収めるためには、製品のトレンドを常に把握し、世界中の革新的な企業と連携していく必要があります。」とエリクソンは述べています。
ボルグワーナーについて
ボルグワーナー(NYSE: BWA)は、自動車の内燃機関、ハイブリッド車、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーです。世界17カ国62カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ27,000人の従業員を擁しています。詳細については、borgwarner.comをご覧ください。
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