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ZF、2017年のモータースポーツプログラムを発表: SUPER GTとフォーミュラEを柱にグローバルで幅広く活動【ゼット・エフ・ジャパン】

2017年4月3日

■ 「SUPER GT」のシリーズ・パートナーとして5年目を迎えるとともに、引き続き「レクサス」と「ニッサン」ブ
  ランドのGT500クラス全車にクラッチシステムを供給
■ 「ヴェンチュリー・フォーミュラEチーム」のテクニカルパートナーとしてサスペンション・システムに関する技術
  支援に加え、新しい駆動系システムの開発を行う
■ 臨場感ある動画を中心としたデジタルコンテンツを通してモータースポーツの舞台裏を紹介するとともに、専門家に
  よる技術解説も提供し、幅広く日本のファンの皆さまに喜んでいただけるコミュニケーション活動を計画

ドライブライン、シャシ、およびアクティブ&パッシブ・セーフティ・テクノロジー分野における自動車関連部品のグローバル・サプライヤーであるゼット・エフ・フリードリヒスハーフェンAG(本社:ドイツ・フリードリヒスハーフェン、CEO:シュテファン・ゾンマー博士、以下、ZF)は本日、モータースポーツ活動の詳細を発表しました。2017年シーズンで5年目となる「SUPER GT」への参画と、今(2016/2017)シーズンから開始した「ヴェンチュリー・フォーミュラEチーム」とのテクニカル・パートナーシップを柱に、各種イベントへの参加やウェブサイト、SNSなどのデジタルプラットフォームを通して幅広く日本のみなさまにモータースポーツの楽しさをお伝えします。

ZFは、乗用車や大型商用車に使用される自動車用システム製品・技術の革新性と信頼性の向上を目的に、世界中で幅広いカテゴリーのモータースポーツに参加しています。日本ではアジア地域で最も人気の高いシリーズであるSUPER GTに2013年より参画を始め、翌年からは「GT500クラス」に参戦する「レクサス」および「ニッサン」ブランドの全車両へのレーシングクラッチシステム供給を行っています。

海外では、電気自動車のF1とも呼ばれる「FIAフォーミュラE選手権」に参戦するヴェンチュリー・フォーミュラEチームと提携。現在行われている2016/2017(第3)シーズンよりテクニカルパートナーとしてサスペンション・システム技術やコンポーネントの供給と、シミュレーションやテストのための装置の提供や技術支援を行っています。また、2018年第4四半期に開幕する第5シーズンに向けて、電気モーター、インバーター、トランスミッションを一体化するまったく新しいドライブラインの開発も行っています。

その他、欧州で最も人気のあるシリーズの一つであるDTM(ドイツ・ツーリングカー・マスターズ)においては、全車両へのレーシングクラッチの供給を継続します。またF1では、昨年までのフェラーリ、トロ・ロッソ、ザウバー、ハースに加え、今シーズンからはフォース・インディアもZFのダンパーを搭載します。さらに、レッドブルおよびトロ・ロッソは新たにZF製クラッチを使用して世界選手権に挑みます。また、ル・マン24時間を含むWEC(世界耐久選手権)、ダカールラリー、ニュルブルクリンク24時間レースや世界各国で開催されるポルシェ・カレラカップでもZFの製品・技術が活用されています。アメリカの「IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ」におけるシリーズ・パートナーとしての参画も4年目を迎え、グローバルなモータースポーツ活動を展開していきます。

日本におけるコミュニケーション活動

一般公募から選ばれたお子様や学生さんにレースの現場で「夢のお仕事」に触れて頂く体験企画を引き続き実施します。小学生から高校生までとしていた「キッズ・ドリームジョブ」を、今シーズンは新たに「ZFドリームジョブ」として20歳までを対象とし、次世代を担う、より幅広い世代に参加の機会を提供します。

モータースポーツを通し、ZFを分りやすくご紹介する窓口となる「ZFモータースポーツ・アンバサダー2017」には新たに渡辺順子が就任します。引き続き、お子様や女性を含めたファンの皆さまにZFについての理解を深めて頂くための活動に従事します。

世界のモータースポーツ情報をお届けする「ZFジャパン・モータースポーツ・ウェブサイト」およびフェイスブックページもさらに充実させていきます。またYouTubeチャンネルを活用し、海外レースやサーキットの舞台裏を臨場感あふれる動画でご紹介する楽しいコンテンツも増やしていく計画です。さらにレーシングカーの専門的な技術解説なども行い、多くのニーズに応えていきます。

その他、SUPER GTの各レースにおいて最も顕著な活躍を見せたメカニックを表彰する「ZFアワード」、主要なモータースポーツイベント会場で技術展示を行う「ZFコミュニケーション・ブース」の設置等も引き続き行います。

ZFの子会社で、モータースポーツ製品の開発と技術支援を行うゼット・エフ・レースエンジニアリング社(本社:ドイツ・シュバインフルト)のノルベルト・オーデンダールCEOは次のように述べています:

「SUPER GTへの参画が5年目を迎える事が出来たことをとてもうれしく思います。これは、㈱GTアソシエイションほか関係者の方々のご協力と、日本のレース、自動車ファンのみなさまのサポートのおかげだと感じています。

今シーズンのZFは、次世代のモータースポーツともいうべきフォーミュラEを活動の柱の一つに加え、グローバルにレース参戦を行っていきます。そうした活動に関し、日本ではお子様からメカに詳しい方々まで、幅広いファンのみなさまに楽しんで頂ける情報の提供を計画しています。モータースポーツ技術・製品の供給と共に各種のコミュニケーション活動を通じ、引き続き日本の自動車産業とモータースポーツのさらなる発展にお役にたてれば幸いです。」

ZFは、「The best for the best」の信念のもと、モータースポーツにおける成功を通して、先進技術の開発と、製品の信頼性向上に取り組んでいます。

ご参考)ZFのモータースポーツへの取り組み

日本における活動

● ZFモータースポーツ・アンバサダー:トークショーでのご挨拶や動画によるレポートなど、レースファンの皆さまにZFについての理解を深めて頂くための様々な活動に従事
渡辺 順子

SUPER GTでのレースクイーンをはじめ、サーキットや東京オートサロンなど数々のイメージガールやモデルを経て、最近では各種のイベントで司会やナレーター業務に従事。また、ラップタイムチャートを分析しながらのレース観戦・実況中継が趣味で、モータースポーツに対する知識も豊富。服飾デザインやダンスなど幅広い分野での活動経験も通して培ったコミュニケーション能力を活用し、多くのみなさまにモータースポーツの魅力やZFの技術を分りやすくお伝えする

● デジタルコミュニケーション1:ZFジャパン・モータースポーツ・ウェブサイト
http://www.zf.com/japan/ja_jp/corporate/motorsports_1/motorsports_overview.html

主なコンテンツ:
レースレポート(SUPER GT、DTM、フォーミュラE、IMSA)
「ギャラリー」(同上)
特集記事:フォーミュラEのレースや開発の舞台裏を紹介(予定)
「テックセミナー」:フォーミュラEやGT300のハイブリッドなど、モータースポーツにおける電動化技術を解説
  (予定)
「ZFドリームジョブ」:20歳までのお子さま、学生さんがサーキットでお仕事を体験。その様子を動画で紹介

● デジタルコミュニケーション2:フェイスブックページ
http://www.facebook.com/zfjapanmotorsport

レースレポート、「ギャラリー」など定期ウェブコンテンツと同様の内容
その他のウェブコンテンツおよびYouTubeチャンネルの更新情報
ZFに関するお知らせ など

● デジタルコミュニケーション3:YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCBJljLYJYicj_en8eo5szlA

ZFアワード
ZFドリームジョブ
テックセミナー など

● デジタルコミュニケーション4:インスタグラム
https://www.instagram.com/zf.motorsport/

SUPER GTの現場からプロの写真家による「作品」をお届け
ZFの海外拠点が発信する様々なイメージ

● ZFアワード:SUPER GTの各レースにおいて、最も顕著な活躍を見せたメカニック(1チーム)を表彰。年間最優秀賞も授与

● ZFコミュニケーション・ブース:東京・お台場で開催される「モータースポーツジャパン」やSUPER GT(最終戦もてぎを予定)で、F1用ダンパーやクラッチを始めとするモータースポーツ部品の展示やゲーム、ミニトークショーなどを実施

グローバルなモータースポーツ活動概要 1):

F1:フェラーリ、ザウバー、トロ・ロッソ、ハースおよびフォース・インディアがZF製ショックアブソーバを、レッドブル、トロ・ロッソがZF製クラッチシステムを使用

DTM:長年に亘り多くのパートナーチームと共にサプライヤーとして参画。2012年より参戦全メーカー(アウディ、BMW、メルセデス)の全車両にクラッチシステムを独占供給。オフィシャル・パートナーを務めるBMWの2016年シーズンのドライバーズチャンピオン奪還に貢献

WEC(世界耐久選手権)/ル・マン24時間:「トヨタTS050ハイブリッド」および「ポルシェ919ハイブリッド」がZF製クラッチを採用

ニュルブルクリンク24時間レース:参加車両の多くがZFの駆動系部品を使用

ダカールラリー:「日野チームスガワラ」の「日野レンジャー」 2台に、トランスミッションとクラッチコンポーネントを提供。同チームのトラック部門「排気量10リッター未満」クラス1-2フィニッシュおよび8連勝に貢献。また、優勝マシンを含むトラックおよび四輪部門の多くの車両がクラッチ、ダンパー、ギヤボックスなどのZF製品・技術を使用

グローバルなモータースポーツ活動概要 2):パートナー

ヴェンチュリー・フォーミュラEチーム:2016年にテクニカルパートナーとして長期的な技術提携を開始。2016/17シーズンより、サスペンション・システム技術やコンポーネント、シミュレーションやテストのための装置、その他の技術的な支援を提供。また、2018年の開幕戦に向けて、電気モーター、インバーター、トランスミッションを一体化するまったく新しいドライブラインを開発中

BMWモータースポーツ:2002年より、テクニカルパートナーとして世界各国の「フォーミュラBMW」に参画。2012年からは、BMWモータースポーツのオフィシャル・パートナーとして、「ニュルブルクリンク24時間」レース参加車を含む全レース車両にZF製クラッチを供給

ポルシェ:「ポルシェ・カレラカップ」と、ポルシェGTおよび「ポルシェMobil 1 スーパーカップ」のオフィシャルサプライヤーとして、ショックアブソーバとクラッチを供給








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