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Audi R8 LMS、そして新たにAudi RS 3 LMSが日本のレースシーンに登場【アウディ ジャパン】
2017年3月28日
● 昨年に続きAudi R8 LMSでSUPER GTに挑戦する2つのカスタマーチームをサポート
● 新たにAudi RS 3 LMSでスーパー耐久 ST-Rクラスに参戦する2チームをサポート
アウディ ジャパン㈱(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は、Audi R8 LMSで2017年シーズンのSUPER GTに参戦する2チーム、および新たにAudi RS 3 LMSでSUPER耐久ST-Rクラスに参戦する2チーム、それぞれのカスタマー(プライベート)チームをサポートします。
Audi R8 LMSは市販モデルのAudi R8をベースに作られたFIA(国際自動車連盟)GT3規定に準拠するレーシングカーです。量産モデルと並行して開発が進められ、パーツの共用率は50%に上ります。アルミとCFRPの複合素材によって構成された新世代のアウディ スペース フレーム(ASF)を採用。自然吸気 V10 5.2ℓエンジンは最高出力585PSを発揮するほか、高い信頼性によりオーバーホールのインターバルが2万kmとレーシングエンジンとしては極めて長いことも特長のひとつです。世界中のカスタマーレーシングチームから高く評価されており、Audi R8 LMSはこれまでに200台以上を生産しています。
Audi R8 LMS で今年SUPER GTのGT300クラスに参戦するのは、2012年からAudi R8 LMSで挑戦を続け、昨年のGT300クラスの年間シリーズではチーム、ドライバーランキング共に3位、FIA GT3勢ではトップの地位を獲得したAudi Team Hitotsuyamaと、参戦2年目を迎えドライバーズラインナップを一新、さらに戦闘力を増した名門Team TAISAN SARDの2チームです。
Audi Team Hitotsuyamaのチーム監督は岡澤 優、ドライバーはリチャード ライアン選手、柳田 真孝選手、一方Team TAISAN SARDのチーム監督は野田 英樹、ドライバーは山田 真之亮選手、ジェイク パーソン選手でSuper GTに臨みます。
新たに開発されたAudi RS 3 LMSは FIA公認のツーリングカー選手権 TCRシリーズに準拠するレーシングカーです。開発はAudi R8 LMSと同じくAudi Sportによるもので、より幅広い層のモータースポーツファンがレースに参戦することが可能な仕様となっています。TCRシリーズは2016年に世界18カ国で10のシリーズ戦が開催されており、日本国内では今年からスーパー耐久シリーズ(http://www.supertaikyu.com/)に新設されたTCR車両によるST-Rクラスへの参戦が可能となりました。そして今年、Audi Team Dream Driveとバースレーシングプロジェクト(BRP)の2チームがAudi RS 3 LMSで、スーパー耐久シリーズへ挑戦いたします。
Audi Team Dream Driveのチーム監督は澤田 栄宏、ドライバーは田ヶ原 章蔵選手、白坂 卓也選手、竹田 直人選手、奥村 佳之選手。また、バースレーシングプロジェクト(BRP)はチーム監督兼ドライバーの奥村 浩一選手、秋吉 圭選手で新設のスーパー耐久 ST-Rクラスに参戦します。
アウディ ジャパンは、SUPER GTならびにスーパー耐久シリーズに参戦するチームのため、現地でのパーツ供給体制をとります。レーシングシーンでのアウディカスタマーチームの活躍をサポートすることで、アウディの重要なブランド要素であるスポーティイメージをさらに強く訴求していきます。
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