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ガソリンVTGターボチャージャーの市場投入で製品リーダーシップを拡大【ボルグワーナー】

2017年3月9日

本プレスリリースは、2017年3月2日にアメリカ合衆国で発表された英文リリースの抄訳版です。

ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier) は、幅広いガソリン車向けに特化した、可変タービンジオメトリー(VTG)ターボチャージャーを開発しました。このソリューションは、今後ハイブリッド車での利用も見込まれる新しい燃焼システムに適しており、クリーンで効率的な将来の駆動システムにおける中核コンポーネントです。本VTGターボチャージャーは、コスト効率と優れた性能を組み合わせることで、素材と設計をさらに最適化し、低速エンジン回転時にも素早い加速を実現します。ドイツの高級スポーツカーメーカーと協力し、VTGターボチャージャーを搭載した世界初の量産ガソリンエンジンを導入してから10年を経て、ボルグワーナーのガソリンVTGが市場に投入されます。

ボルグワーナーは、ガソリンエンジンの高熱負荷に耐え、過酷な条件下でも確実な運転が可能になるよう素材と設計を最適化することで、VTGターボチャージャーの強化を図りました。また、最新のVTG技術は、タービンの上流圧力を制御する堅牢な電動アクチュエータを採用しており、迅速かつ正確に案内翼を調節し、瞬間的な加速と最適な出力を可能にしています。タービンホイールの入り口で流入角と速度を変更することにより、ボルグワーナーが特許を取得しているS型案内翼がVTGタービンの出力を制御し、非常に低い回転数で熱効率とエンジンの応答性を改善します。先進的なガソリンVTG技術により、卓越した応答性と円滑な動力供給が可能になるとともに、さまざまなカテゴリーの自動車の燃費を改善し、排ガスを削減します。

ボルグワーナーのターボチャージャー関連事業を展開するグループ会社、ボルグワーナー・ターボシステムズの社長兼事業本部長であるフレデリック・リサルド(Frederic Lissalde)は、「効率と排ガスに対する要求は高まり続けており、当社のガソリンVTG技術には大きな市場ポテンシャルがあると見込んでいます。当社のソリューションを市場に投入してダウンサイジング化とダウンスピーディング化を推進し、お客様が経済的でクリーンかつパワフルな自動車を開発できるよう支援します。当社は、革新的なターボチャージ・ソリューションの主要サプライヤーとしての優位性を強化していく所存です。」と述べています。

ボルグワーナーについて
ボルグワーナー(NYSE: BWA)は、自動車の内燃機関、ハイブリッド車、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーです。世界17カ国62カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ27,000人の従業員を擁しています。詳細については、borgwarner.comをご覧ください。









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