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ヘッダー端子を保護する完全独立型の2.50mmピッチ「Nano-Fit™パワーコネクター」を発表【日本モレックス】

2017年3月8日

世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、全端子が壁で保護され、小型でありながら高い電流に使用可能な完全独立型(Fully Isolated)の2.50mmピッチ「Nano-Fit™パワーコネクター」を発表した。モレックスのNano-Fitパワーコネクターは、航空宇宙をはじめ、自動車、テレコム、医療、防衛など各種産業や家電業界といった幅広い分野での使用に最適なパワー用コネクターであり、完全独立型のパワー用コネクターとしては業界最小クラスの製品である。

モレックスの製品マネージャーであるTrent Perkinsは、「パワー用コネクター製品を検討している多くのユーザーは、小型だが端子が露出しているため損傷の恐れがあるヘッダー、もしくは端子が完全に独立しているものの外形の大きいヘッダーのどちらを選ぶべきかというジレンマに直面します。モレックスのNano-Fitパワーコネクターは、端子が完全に独立していながら2.50mmピッチで且つコンパクトな外形サイズを実現しております。」とコメントしている。

Nano-Fitパワーコネクターは、隣接端子との完全な絶縁壁構造が採用されており、取り扱い時や嵌合時の損傷リスクから端子を保護すると共に、電気的絶縁性能も確保している。また、1つのPCB上で同一極数のヘッダーを複数取り扱う場合に発生する組立作業時の誤嵌合リスクを削減するため、極性キーおよび複数のカラー・オプションをラインナップ。これにより機械的、および視覚的に誤嵌合を防止し、誤嵌合リスク低減に加え組立時間の短縮にも寄与する。


Nano-Fitパワーコネクターの主な特徴
同ピッチ・同等仕様の他の製品と比べ、基板占有面積を大幅に縮小
小型でありながら最大6.5Aの定格電流は、パワーおよびシグナル用に理想的
端子位置保証(TPA)オプションを確保することで、端子の挿入不足を嵌合時の脱落削減
低嵌合力端子構造を採用することで、オペレーターの疲労を軽減し、極数の多いアプリケーションを組立てる際の作業ミスを低減
引っ掛かり防止設計を採用したポジティブロック・ハウジングによって、偶発的な端子外れを防止
正しい嵌合状態を良好なクリック感・音で確認可能

詳しい情報は、弊社ウエブサイトwww.japanese.molex.com/link/nanofit.htmlをご覧下さい。


モレックスについて
モレックスは世界中のお客様に電子ソリューションを提供するため、日々技術革新に取り組んでいる。モレックスは世界40カ国以上で事業を展開し、データ通信、家電、医療、インダストリアル、自動車および商用車など数多くの市場に、各種接続システムをはじめとした最適な電子ソリューションとサービスを提供している。
www.japanese.molex.com


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■ Nano-Fit™パワーコネクター








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