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ZF、インドに初のテクニカルセンターを開設【ゼット・エフ・ジャパン】

2017年3月2日

ZF、インドに初のテクニカルセンターを開設。
将来の自動車向け技術をグローバルに開発


■ インドテックセンター(ITC: India Technology Center)を開設し、今後5年間で1,500万ユーロの投資を計画
■ 電動化、自動化、コネクテッド技術の開発に注力し、ZFのデジタル化を促進
■ 現地での製品開発を加速させ、インドにおいて、自動車を含むすべてのお客様のビジネスに貢献

インド、ハイデラバード/ドイツ、フリードリヒスハーフェン発:駆動系、シャシ・テクノロジーおよびアクティブ&パッシブ・セーフティ・テクノロジーの分野で世界をリードするグローバル・サプライヤーのZFは本日、インドでは同社初となるテックセンターをテランガーナ州ハイデラバードに開設しました。セレモニーには、テランガーナ州のカルヴァクントラ・チャンドラシェカール・ラーオ首相やZFのCEOシュテファン・ゾンマー博士、チーフデジタルオフィサーでITC責任者ママサ・チャマルシ、その他政府やZFの幹部らが出席しました。

ZFは、今後5年間でITCに1,500万ユーロの投資を計画しており、インドでのプレゼンスを強化します。ITCは、ハイエンドイノベーションを促進し、インドへの先進技術の導入に注力するとともに、世界市場を視野に入れた研究、設計、開発など、戦略的な活動も行っていきます。また、同国の優れた学術研究コミュニティーや、豊かな人材を世界の開発プロジェクトに活用していく方針です。

ZFのCEO、シュテファン・ゾンマー博士は、次のように述べています。「当社は多くの地域、特にインドで大きく成長しています。変革とデジタル化が世界的に進む中、スピードが不可欠であり、短期間でこのセンターを開設できたことを嬉しく思います。」ZFがITC建設の計画を発表したのは2016年9月でした。「この活気に満ちた地域でのプレゼンスを確立し、イノベーション拠点として認知度を高めていきたいと思います。」

新設したテックセンターは、エレクトロニクス、組み込みソフトウェア、機械工学を専門とし、ZFのグローバル開発部門を支援しながら、同社のインドにおける自動車事業やその他の事業、顧客をサポートし現地の製品開発を推進します。インドにあるスキルセットを活用し、世界に通用する技術ソリューションを開発しながら、同時に現地の製品開発も促進します。

ZFのチーフデジタルオフィサーであるママサ・チャマルティは、「ITCをZFのエンジニアリング部門に速やかに統合し、当社のイノベーションの柱とします。ソフトウェア工学の需要が拡大する中、能力を大幅に拡大し、成長を目指す世界や現地の顧客をサポートします」と語っています。

テランガーナ州のカルヴァクントラ・チャンドラシェカール・ラーオ首相は、新たなテックセンターの開設を歓迎し、次のように話しています。「ZFをテランガーナ州に迎えることができたことは喜ばしく、全力でサポートしていきたいと考えています。テランガーナ州は産業に適したインフラや産業開発方針、適切な電力供給、世界的なインフラ施設などにより事業開発を支援しています。ZFのような業界をリードする企業を迎えることで、自動車産業の拠点として成長しているこの州の位置づけをさらに強化することができます。」

ZFには、技術とともに社会的責任を重視する社風があります。子供たちに昼食を提供する世界最大のNPO、アクシャイ・パトラ(Akshay Patra)基金と協業してハイデラバードの遠隔地の学校に食事を届けるバンの資金を提供しています。栄養に富んだ食事を国立の学校に素早く配達することで、食の安全性、品質、栄養価を確保します。この活動により国立の学校に通学する5,000人近くの生徒に食事を提供し、恵まれない子供たちの飢餓の緩和に貢献します。








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