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新型 BMW 5 シリーズを発表【ビー・エム・ダブリュー】
2017年1月12日
■ 世界で最も成功しているビジネス・セダンがフルモデル・チェンジし、他を圧倒するベンチマークとしての地位を堅
持。
■ BMWグループの最先端テクノロジーを余すこと無く取り入れ、部分自動運転を可能とした革新的な運転支援システ
ムを実現。
■ セグメントにおいて他車を凌駕する圧倒的な燃料消費率:21.5km/Lを実現。
ビー・エム・ダブリュー㈱(代表取締役社長:ペーター・クロンシュナーブル)は、部分自動運転を可能とした革新的な運転支援システム採用の新型 BMW 5 シリーズを、全国のBMW正規ディーラーで本年 2月11日より販売を開始すると発表した。納車は、BMW523d、BMW 530i、BMW 540i、BMW 540i xDriveが本年2月より、BMW 530eが本年第三四半期より、BMW 523iが本年第四四半期からを予定している。
エグゼクティブ・セダンの代名詞となっているBMW 5 シリーズは、全世界で今までに約800万台が販売され、世界で最も成功しているビジネス・セダンの一つとなっている。今回発表の新型BMW 5 シリーズは第7世代目であり、約7年ぶりのフルモデル・チェンジを行ない、部分自動運転を可能とした革新的な運転支援システムの採用、セグメントにおいて他車を凌駕する圧倒的な燃料消費率を実現するなど、ベンチマークとしての地位を堅持している。
メーカー希望小売価格(消費税込み)
■ 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本
体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。
■ BMW 523i、BMW 523d、BMW 530eおよびBMW 540i xDrive:右ハンドル仕様。BMW 530iおよびBMW
540iは右/左ハンドル仕様。
モデル・ラインアップには、クリーン・ディーゼル・エンジン搭載のBMW 523d(ゴー・ニー・サン・ディー)や、冬季など厳しい路面コンディションに対応する4輪駆動モデルとなるBMW540i xDrive(ゴー・ヨン・マル・アイ・エックスドライブ)を導入当初より取り揃え、顧客からの多様なニーズに応えることを可能としている。その後、第三四半期には、新世代ハイブリッド・モデルBMW 530e(ゴー・サン・マル・イー)を、また、本年第四四半期には、BMW 523i(ゴー・ニー・サン・アイ)の導入を予定している。
新型 BMW 5 シリーズは、スタンダード・モデル*に加え、高品質な装備を組み合わせたLuxury(ラグジュアリー)、BMWらしい走りを彷彿とさせるM Sport(エム・スポーツ)をモデル・ラインアップに設定し、エンジン・バリエーションのみならず、選ぶ人のライフスタイルを表現するモデルを取り揃えている。
*:スタンダード・モデルは、BMW 523iおよびBMW 523dのみとなります。
製品・サービス照会先
エクステリア・デザイン
完璧なまでに均整のとれたエクステリア・デザインは、新型 BMW 5 シリーズの洗練された美しさと躍動感を印象づけている。伸びやかなエンジン・フード、ショート・オーバーハング、クーペのように流麗なルーフ・ライン、ロング・ホイールベース、サイドに走る二本のキャラクター・ラインなど、BMWならではの美しさを表現している。フロント・デザインにおいては、BMW特有のキドニー・グリルとヘッドライトをつなげる事によりワイド感を強調し、よりスポーティさを強調した。リヤ・デザインにおいては、最新式のLEDライト・バーをBMW特有のL字型を細身にして採用し、さらにリヤ・コンビネーション・ライトを大きくサイドに回り込ませる事で、ワイドな車幅を強調させ表情を豊かにしている。
インテリア・デザイン
新型 BMW 5 シリーズのインテリア・デザインは、優れた機能性と極めてモダンなスタイルを表現している。コクピットの配置を運転席側に向けて傾けた、非対称なフォルムのセンター・コンソールがドライバー重視の車作りを強く印象づけている。また、室内の心地良さは様々な人間工学的アイデアに基づいており、厳選された素材と匠の技で生み出された高品質な仕上がりが、新型 BMW 5 シリーズの質感の高さをさらに強めている。
革新的な多くのテクノロジーの採用によるドライビング・ダイナミクスの向上
パワートレイン
新型 BMW 5 シリーズの全モデルには、新世代モジュラー・エンジン・コンセプトに基づく最新型BMWツインパワー・ターボ・エンジンを採用している。BMW 523iに搭載される2.0L直列4気筒ガソリン・エンジンは、最大出力135kW[184ps]/5,000rpm、最大トルク290Nm[29.6kgm]/1,250-4,500rpmを発生する。クリーン・ディーゼル・エンジン採用の新型 BMW 523dに搭載される2.0L直列4気筒ディーゼル・エンジンは、最大出力140kW[190ps]/4,000rpm、最大トルク 400Nm[40.8kgm]/1,750-2,500rpmを生み出す。新型 BMW 530i(ゴー・サン・マル・アイ)に搭載される2.0L直列4気筒ガソリン・エンジンは、最大出力185kW[252ps]/5,200rpm、最大トルク350Nm[35.7kgm]/1,450-4,800rpmを発揮する。BMW特有のレイアウトである3.0L直列6気筒ガソリン・エンジン搭載の新型BMW 540iおよび新型 BMW 540i xDriveは、最大出力250kW[340ps]/5,500rpm、最大トルク450Nm[45.9kgm]/1,380-5,200rpmを発揮する。
高効率エンジンの搭載、さらには、軽量化や、エアロ・ダイナミクスの最適化によりセグメント・トップとなる空気抵抗値(Cd 値)0.22の実現、さらには8速オートマチック・トランスミッションの採用等により、新型 BMW 523dの燃料消費率はクラス・トップ・レベルの21.5km/L、新型 BMW 530iの燃料消費率は15.4km/L、新型 BMW 540iおよび新型 BMW 540i xDriveの燃料消費率は12.5km/Lとなっている。
新型 BMW 523dは、ポスト新長期規制をクリアした「クリーン・ディーゼル自動車」としてエコカー減税対象モデルの認定を受け、自動車取得税および重量税が100%減税、翌年度の自動車税が 75%減税となる。新型 BMW 530iは、「平成27年度燃費基準+20%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成しエコカー減税対象モデルとして認定され、自動車取得税60%、重量税が50%、翌年度の自動車税が50%減税される。さらに、新型 BMW 540i xDriveは、「平成27年度燃費基準+10%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成しエコカー減税対象モデルとして認定され、自動車取得税40%、重量税が25%減税される。
新型 BMW 530eに搭載されるプラグイン・ハイブリッド・システムは、BMW EfficientDynamicsの理念を追求した2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンに、8速オートマチック・トランスミッションと一体化された高出力電気モーターを組み合わせ、システム・トータルの最高出力185kW[252ps]、最大トルク420Nm[42.8kgm]の卓越したパワーを発揮する。バッテリー容量7.7kWh の高電圧リチウムイオン・バッテリーを搭載し、電気モーターのみでの走行も可能であり、時速120kmまでの速度域で、最長距離50.0kmまでゼロ・エミッション走行が可能である。
軽量化
新型 BMW 5 シリーズは、アルミニウム合金、高張力鋼板、マグネシウム合金を積極的に採用することにより、先代モデルと比較して約80kgの軽量化を実現し、ハンドリング性能の向上、加速性能の向上により、ダイナミックな運動性能を実現している。
インテリジェント4輪駆動システムxDrive
路面状況を各種センサーが常にモニタリングし、トルクを前後で可変配分できるインテリジェント4輪駆動システム xDrive(エックスドライブ)を新型 BMW 540i xDriveに採用し、最適なトラクションを提供する。このxDriveは、常に路面状況をモニタリングする事により、アンダーステアやオーバーステア等、危機的状況を事前に察知し対応することにより、特に悪路において、より安全な走行をドライバーに提供する。
インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング
時速約60km未満ではフロントと逆位相に、時速約60km以上では同位相にリヤ・ホイールを操舵するインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングの採用により、回転半径を小さく抑え、取り回しの良さと俊敏性を高めると共に、走行安定性、快適な乗り心地を提供し、ドライビング・ダイナミクスの向上に寄与している。
部分自動運転を可能とした革新的な運転支援システムの採用
ドライビング・アシスト・プラス
新型 BMW 5 シリーズには、ルーム・ミラー内に二つのステレオ・カメラを内蔵し、さらに、ミリ波レーダー・センサーを前方に3基、後方に2基装備することにより、日常走行域での急停止や飛び出し等を瞬時に判断し警告すると共に、夜間や悪天候下でも安定して検知し警告することにより、安全をサポートしている。
■ ステアリング&レーン・コントロール・アシスト(新機能)
フロント・ウインドウに設置されたステレオ・カメラが車線および前方車両を検知し、ステアリングに操舵力を加えることで高速走行時に車線の中央付近を走行しやすいようにサポートを行なう。また、渋滞時は先行車追従走行をサポートし、走行時の安全性と利便性を向上するなど、将来完成する自動運転技術を部分的に実現している。
■ アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション(新機能)
ボディ・サイドの前後左右に設置された4つのセンサーが車両側面の交通状況を監視し、隣車線で走行する車両が自らの車線に入ってくるなど、側面衝突の危険性が高まった場合には、ステアリング操作に介入し衝突を回避する。
■ 後車追突警告(新機能)
リヤ・バンパーに組み込まれたセンサーが後方のクルマを監視し、衝突の危険がある場合にはハザード・フラッシュを点灯し、後続車のドライバーに注意を促す。衝突の危険性が高まった際には、アクティブ・プロテクションの全ての機能が作動し、万が一の時の衝突に対して乗員を保護する。
■ クロス・トラフィック・ウォーニング(フロント&リヤ)(新機能)
駐車スペースからクルマを動かす場合や、視界の悪いT字道路などで横切る車両や歩行者などとの衝突の危険を検知した場合に、コントロール・ディスプレイに警告表示を行ない、ドライバーに注意を促す。
■ ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
任意の速度をベースに、前方の車両との車間距離を維持しながら自動で加減速を行い、低速走行時には車両停止まで制御を行なう。
■ レーン・ディパーチャー・ウォーニング
車線からクルマが逸脱しそうになると、ステアリング・ホイールを振動させてドライバーに警告を促し、さらに、ステアリング・ホイールの振動による注意喚起に対し反応がなく、そのまま車線を越えた場合には、ステアリング操作に介入し車線復帰をサポートする。
■ レーン・チェンジ・ウォーニング
リヤ・バンパーに組み込まれたセンサーが、ドライバーから死角になる左右後方の車両や、追い越し車線上を急接近してくる車両を認識しドライバーに警告する。また、ドライバーがシステムによる注意喚起に対し反応なく、そのまま車線を越えた場合には、ステアリング操作に介入し、車線復帰をサポートする。
■ 前車接近警告機能
前車に追突する危険性が高まった際に、ドライバーに警告を発する。
■ 衝突回避・被害軽減ブレーキ
追突が不可避な場合に、システムが自動的にブレーキをかけて衝突を回避・被害の軽減を図る。また、歩行者検知機能の採用により、歩行者への接近に対しても、ドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動させる。
■ アクティブ・プロテクション
衝突などの危険回避が不可能な場合に、シートベルトの締め付けを強め、また、ウインドウとサンルーフを自動で閉めることにより、乗員を保護する。
HMIの強化および数々の先進機能
■ タッチ・パネル機能付き10.2インチ ワイド・コントロール・ディスプレイ
シンプルかつ直観的な操作が可能なiDrive(アイドライブ)コントローラーに加え、新たにタッチ・パネル機能をワイド・コントロール・ディスプレイに追加している。走行時にはiDriveで、停車時にはタッチ・パネルで、操作がより容易になる。
■ ジェスチャー・コントロール
3Dカメラがドライバーの手の動きを認識して、ジェスチャーにより車載コントロール・システムの操作を可能とする。ジェスチャーを行なうだけで、音量調節やコントロール・ディスプレイに表示されたポップアップ表示を閉じるなど、利用頻度の高い機能を簡単に操作することが可能となる。
■ BMWディスプレイ・キー
リモート・コントロール・キーの新しい技術基準を示すBMWディスプレイ・キーは、時刻/走行可能距離、ドア、ウインドウのロック/アンロック、パーキング・ベンチレーション機能、BMWディスプレイ・キーの充電状況といった情報を液晶ディスプレイに表示することが可能であり、選択された機能をディスプレイ内蔵のタッチ・パネルから操作可能である。
■ BMWヘッドアップ・ディスプレイ
現在の車速、ナビゲーション・システムによるルート案内の矢印表示、曲名やラジオ局のリストなど、さまざまな情報をドライバーの視界内のフロント・ウインドウに直接表示し、安全性と快適性を高めている。フルカラーの液晶ディスプレイを採用し、従来のシステムに比べ投影面積を75%も拡張している。
■ パーキング・アシスト・プラス
BMW 5 シリーズにおいて初導入となる3Dビュー機能が追加となる。この機能は、車両周辺の画像を合成し、車の周辺状況をコントロール・ディスプレイで3D画像にて確認できる。また、4つのセンサーが駐車可能なスペースを判定し、システムがギアの選択、ステアリング操作、速度調整、ブレーキ操作を自動で行うため、簡単に縦列および並列駐車もサポートする。
■ リモート・コントロール・パーキング
幅の狭いスペースへ駐車する際など、BMWディスプレイ・キーによる遠隔操作により、外から駐車を行なうことが可能である。作動時は常にPDCセンサーが作動し、歩行者の不意な飛び込みを検知すると、駐車動作を自動的に停止する。
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