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ポルシェ911 GT3Rがワン・ツーフィニッシュ【ポルシェ ジャパン】
2017年1月16日
ドバイ24時間レース
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)の最高出力500psを誇るヴァイザッハ生まれのカスタマーチーム用レーシングカーである911 GT3Rは、アウトドモーロ ドバイにおいて開催されたドバイ24時間レースにてワン・ツーフィニッシュを達成し、素晴らしいシーズンの開幕を迎えました。
ポルシェ ワークス ドライバーのブレンドン・ハートレーはヘルベルス モータースポーツのロバート・レナウアー/アルフレッド・レナウアー/ダニエル・アレマン/ラルフ・ボーンと共に911GT3Rをドライブしました。ハートレーは夜中にトップに立つと、ヘルベルス モータースポーツはそのままトップでチェッカーを受け、見事に総合優勝を果たしました。 同じくポルシェのワークスドライバーであるスヴェン・ミューラーとポルシェ ジュニアのマッテオ・カイローリは、マンタイレーシングのオット・クロース、ヨッヘン・クルンバッハと共に、メルセデスやアウディなどのライバル達を打ち負かして2位となりました。
このUAEにおけるもっとも大事なレースにおいて、フランスチームのImsaパフォーマンスも911 GT3Rとポルシェ ジュニアのマチュー・ジャミネを擁して92台中、5位入賞を果たしています。
2016年1月、最新型の4リッター水平対向6気筒直噴エンジンを搭載した911 GT3Rはデビューいたしました。ポルシェは市販車である911 GT3 RSをベースに、世界中で開催されているGT3カテゴリーに参戦するカスタマーチーム向けに開発されています。24時間レースを現行の911 GT3Rが制したのは、今回のドバイが初となります。
レース後のコメント
サッシャ・ピルツ(GTカスタマー モータースポーツ責任者):「911 GT3Rが2シーズン目の幕開けを素晴らしい結果で迎えられたこと、そしてカスタマーチームが見事なパフォーマンスを発揮してくれたことを嬉しく思います。カスタマーレーシングカーが、またも耐久レースでその実力を発揮しました。我々は、間近に迫ったシーズンハイライトの一つであるデイトナ24時間を見据えています」。
ブレンドン・ハートレー(911 GT3R 911号車):「ヘルベルス モータースポーツがチーム一丸となって臨んだ結果です。レースウェークの水曜日に初めてチームメイト達に会いましたが、すぐさまチームに溶け込むことができました。ポルシェのGTカーによる初レースは、素晴らしい経験でした。また来年もこのレースに帰ってこれることを願っています。公道で911 GT3RSをドライブするのは大好きですが、そのレーシングカー版のGT3Rとも恋に落ちてしまったようです」。
スヴェン・ミューラー(911 GT3R 12号車):「ポルシェ ワークスドライバーとなって最初のレースでポディウムの上がるなんて信じられません。チーム全員で力強いパフォーマンスを発揮できました。レース終盤でパンクが起きたため優勝はあきらめざるを得ませんでしたが、2位も予想を上回る結果でした」。
マッテオ・カイローリ(911 GT3R 12号車):「素晴らしいシーズンのスタートとなりました。24時間レースで初めて表彰台でしたが、もっとここに昇りたいですね。チームの信じられない努力に感謝します」。
チュー・ジャミネチュー・ジャミネ(911 GT3R 76号車):「スリリングな24時間レースでした。私たちにとって5位入賞は充分に良い結果と言えます。我々はミスを犯さず、911 GT3Rもレース全般で信頼できました。ワン・ツーフィニッシュと5位入賞は、ポルシェにとって素晴らしいシーズンの幕開けです」。
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