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ポルシェ911ファミリーにさらにスポーティなグレードを追加【ポルシェ ジャパン】
2017年1月11日
ダイナミックで快適、しかも高効率 ― 新型ポルシェ911 GTS
ポルシェ ジャパン㈱(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)はGTSモデルの追加によりポルシェ911シリーズのラインナップを拡充します。2017年3月から5種類のモデルバリエーション、つまりクーペとカブリオレにそれぞれ後輪駆動の911カレラGTSと4輪駆動の911カレラ4 GTS、そして4輪駆動の911タルガ4GTSの予約受注を2月9日(木)から全国のポルシェ正規販売店にて開始いたします。
さらなるパフォーマンスのためのパワーアップ
新開発された3.0リッター6気筒水平対向エンジンは331 kW(450 PS)の最高出力を発生します。これは現行の911カレラSを22kW(30PS)上回り、自然吸気エンジンを採用していた先代GTSモデルを15kW(20PS)凌駕するものです。550Nmの最大トルクはより優れた加速と柔軟性を両立します。最大トルクは2150-5000rpmで発生されます。
すべてのGTSモデルにはポルシェ アクティブ サスペンション マネジメント(PASM)が、標準装備され、カレラ/カレラSより車高が10mm低くなります。GTSクーペではスポーツシャシーが組み込まれるため、さらに車高が10mm低く設定されます。
GTSの中で最も加速性能に優れるのは911カレラ4GTS クーペで、PDK(ポルシェ ドッペルクップルング)と標準装備のスポーツクロノパッケージを組み合わせることにより、静止から100km/hまでの加速を3.6秒でカバーします。最高速はどのGTSモデルも300km/hを超えます。最も速いのはクーペボディに後輪駆動を組み合わせた911カレラGTSの場合で、PDKとの組み合わせでは310km/hに達します。
性能向上の一方でGTSは高いレベルの効率性も維持しています。PDKを装備した911カレラGTSを例にとると、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)の燃費は8.3リッター/100kmです。これはCO₂排出量に換算すると188g/kmに相当します。
インテリア/エクステリアにGTS独自のデザインを採用
GTSモデルは技術面のみならずデザイン面でも際立っています。後輪駆動を含むすべてのモデルが4輪駆動と同じワイドボディを用いています。新しいスポーツデザインのフロントエプロンがスポーティなキャラクターを強調します。このフロントデザインは空力面で最適化されており、低められたフロントスポイラーとより高くせり出すリアスポイラーによって、カレラSモデルより前後のリフトが低減されています。さらにリアのエクステリアは特徴的です。スモーク処理が施されたテールライト、シルクグロスブラックに塗られたインテークグリル、中央部に配置されたスポーツエクゾーストシステムの黒いツインテールパイプはいずれも標準装備です。後輪駆動モデルの場合、左右のテールライトを繋ぐブラックのトリムが新しい特長です。点灯するライトストリップは4輪駆動モデルの特長として引き継がれています。スポーツデザイン ドアミラー、シルクグロスブラックに塗られたセンターロック式20インチホイール、そしてドアに貼られたGTSロゴがサイドビューを引締めます。
タルガボディではその特徴であるタルガバーがGTSとしては初めて黒くペイントされ、911タルガとの違いを際立たせます。
GTSの遺伝子はインテリアにも反映されています。スポーツクロノパッケージのストップウォッチはダッシュボード中央部に埋め込まれています。ポルシェ トラックプレシジョン アプリもGTSのデビューに合わせて変更を施されました。これに伴いドライビングデータの自動記録や詳細データの表示、分析などがスマートフォンにより可能となります。GTSのシートは新しいステッチパターンのアルカンターラ®が採用され、ヘッドレスト部分にGTSロゴが埋め込まれたスポーツシート プラスは4方向に電動調整可能となり、横方向のサポートと快適性を向上させました。
インストゥルメントパネルは目の粗い黒の酸化コート処理が施されたアルミパネルが用いられ、ステアリングホイールのリムやセンターコンソールボックス、アームレストなど、アルカンターラ®がインテリアの多くの部分を占めています。
ニュー ポルシェ911 GTS 希望小売価格 (2017年2月9日より)
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