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表面処理メーカーのシェメタル社の買収を完了【BASFジャパン】

2016年12月16日

(本資料は2016年12月14日にBASF本社(ドイツ)で発表されたプレスリリースの和訳です。)


BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、アルベマール社がグローバルで展開する表面処理事業、シェメタル社(Chemetall、本社:ドイツ フランクフルト)の買収を完了したことをお知らせいたします。今回の買収により、BASFのコーティングス事業部は、製品ポートフォリオを拡大し、より一層事業の強化を図っていきます。

BASFは、自社の化学と塗料分野におけるノウハウと、表面処理のマーケットリーダーであるシェメタル社の専門知識を結集します。両社が世界各地で有するインフラ、規模、市場へのアクセスを統合することで、これまでにない最高のソリューションをお客様に提供し、新たな成長の機会を創出します。

BASFコーティングス事業部のプレジデント、マーカス・カミースは、「新たに加わったシェメタルの社員の皆さんを心より歓迎いたします。シェメタル社の買収により、BASFは市場を大幅に拡大することができます。グローバルにおいてマーケットリーダーである両社の専門知識と革新力を組み合わせることで、イノベーションを加速させ、お客様にさらなる成功をもたらします」と述べています。

シェメタル社は表面処理の分野において、カスタマイズした技術とシステムソリューションの開発と製造を行っています。これらの製品は、防錆性を高め、成型や加工を容易にし、塗装工程を最適化した上で、塗膜の密着性を確実なものにします。また、これらの化学品は、自動車や航空宇宙産業、アルミニウムフィニッシングや金属成型など幅広い産業や最終市場で使われています。2015年のシェメタル社の売上高は8億4,500万米ドルでした。

統合を円滑に進めるため、BASFはグローバル統合チームを設置し、ビジネスの継続性を確保するとともに、今後もお客様のニーズにお応えすることを大切にしていきます。


BASFのコーティングス事業本部について
BASFのコーティングス事業本部は、革新的な自動車用塗料、自動車補修用塗料、装飾用塗料、およびそれらの応用に必要なプロセスの開発、生産、販売を行っています。BASFは、ヨーロッパ、北米、南米、アジア太平洋に拠点があります。広範なネットワークを通じて、世界中のお客様と緊密に連携しています。2015年におけるBASFコーティングス事業部の世界の売上高は32億ユーロでした。
2016年、BASFはメタル、プラスチック、ガラス基板など幅広い産業での表面処理のリーディンググローバルサプライヤーであるシェメタルを買収しました。ポートフォリオの拡大によって、BASFはより一層力強い塗料のソリューションプロバイダーとして、Solutions beyond your imagination(想像をはるかに超えたソリューション)を提供してまいります。
BASFコーティングスの詳細情報はwww.basf-coatings.com(英語)、www.basf.co.jp/coatings(日本語)をご覧ください。


BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります。また、経済的な成功、環境保護、そして社会的責任を同時に実現しています。BASFでは、約112,000人の社員一人ひとりがほぼすべての産業、ほぼすべての国においてお客様の成功に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、農業関連製品、石油・ガスの5つの部門から成ります。2015年、BASFは700億ユーロを超える売上高を達成しました。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.basf.com/jp(日本語)をご覧ください。








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