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次世代スーパースポーツ「NSXコンセプト」を発表【本田技研工業】

2012年1月10日

2012年北米国際自動車ショーで、Acura新型3モデルを世界初披露
~次世代スーパースポーツ「NSXコンセプト」を発表~


Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:岩村 哲夫)は、2012年1月9日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
Hondaは、米国ミシガン州デトロイトで開催中の2012年北米国際自動車ショー(プレスデー:2012年1月9日~10日、一般公開日:1月14日~22日)にて、次世代のスーパースポーツを形にした「NSXコンセプト」を世界初披露しました。
同時に、新型コンパクトラグジュアリーセダンの「ILXコンセプト」、および二代目となる新型「RDX」のプロトタイプも披露しました。

NSXコンセプト

NSXコンセプトは、軽量なボディに次世代V型6気筒 VTEC直噴エンジンをミッドシップレイアウトで配置し、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD(R)(Super Handling All Wheel Drive)」を搭載した新しい価値を提案するスーパースポーツモデルです。
新開発したSport Hybrid SH-AWD(R)は、エンジンと高効率モーターを内蔵したデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、前輪の左右を独立した2つのモーターで駆動する電動式の四輪駆動システムを搭載したハイブリッドシステムです。
Honda独創のトルク自在制御システムにより、左右のトルクを独立的に制御することができ、クルマの旋回に必要な力を自ら生み出し、革新的なオン・ザ・レール感覚のコーナリングが可能となりました。この駆動システムにより、スーパースポーツならではの加速感とドライバーとマシンの一体化による走る喜びを体感することができるとともに、優れた環境・燃費性能も実現しています。
このNSXコンセプトをベースとしたスーパースポーツは、米国で開発と生産を予定しており、3年以内に同国内で発売を予定し、順次グローバル展開を目指していきます。

ILXコンセプト

ILXコンセプトは、若者層に向けた、Acuraブランドのエントリーモデルとして新たにラインアップするスポーティーな小型セダンのデザインスタディーモデルです。パワートレインは、2.0Lおよび2.4L 4気筒ガソリンエンジンと、Acuraでは初めてとなる1.5Lハイブリッドエンジンの3タイプを採用しています。ILXコンセプトをベースとした市販モデルは米国インディアナ工場で生産し、2012年春の発売を予定しています。

新型RDXプロトタイプ

二代目となる新型RDXは、従来モデルよりもホイールベースやトレッドを広げ、フォーマルで品格漂うデザインと、ゆったりとしたキャビンや荷室を両立させた、小型CUV(クロスオーバー・ユーティリティー・ビークル)です。パワートレインは従来の2.3L 4気筒DOHC i-VTECターボエンジンから3.5L V型6気筒ガソリンエンジンに切り替え、ラグジュアリーCUVにふさわしい重厚感、走行性能、そして燃費性能を備えたモデルに生まれ変わります。新型RDXは米国オハイオ州で生産し、2012年春の発売を予定しています。


Acuraは、各モデルのラインアップ構成を見直しながら、北米を開発や生産の拠点として、今後3年間で全モデルを一新し、北米と中国でのブランド強化に加え、2013年以降、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、ロシア、ウクライナなどに、Acuraブランドの展開を拡大していきます。


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