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最新のランフラットテクノロジーを採用したタイヤを新型LEXUS LC向けに供給【日本ミシュランタイヤ】
2016年12月9日
ミシュランは、2017年LEXUS LC 500およびLC 500h向けの21インチタイヤを供給します。双方共にミシュランのランフラットタイヤ、「MICHELIN Pilot Super Sport ZP(ミシュラン パイロット スーパー スポーツ ゼットピー)」を装着しています。サイズは245/40RF21(フロント)、275/35RF21(リア)となります。
LEXUSとの共同開発をとおして、これら2つの特別に設計されたMICHELIN Pilot Super Sport ZPは、新型LEXUS LCにおける世界最高レベルのスポーツカーテクノロジーとそのパフォーマンスの実現に大いに貢献するために開発されました。
このMICHELIN Pilot Super Sport ZPはLEXUS LCのオーナーに先進のタイヤテクノロジーを提供するために設計されました。オーナーはただ単にミシュランのランフラットテクノロジーによって安心感を得られるだけではなく、LEXUSオーナーが求める静かで快適な乗り心地を犠牲にすることなくこの安心感を得られます。
LEXUSが求める環境性能の要件に応えるためミシュランのエンジニアは、初めて、新しいハイブリッドのサイドウォールテクノロジーを採用しました。これによりランフラット性能と優れたハンドリング特性を維持しながらタイヤの重量と転がり抵抗の低減、乗心地性能の両立が可能になります。その結果、LEXUS LC向けに開発されたMICHELIN Pilot Super Sport ZPは最高レベルのパフォーマンスを発揮すると同時に、信頼性並びに環境性能を成立させています。
限定的な開発期間のなかで、サウスカロライナ州のグリーンビル、フランスのラドゥなどのミシュラン開発施設、トヨタ自動車㈱のテストコース、一般財団法人 日本自動車研究所において1,200本を超える試作タイヤと膨大な試験時間が当プロジェクトに投入されました。
耐久レース向けに開発されたテクノロジーを利用することにより、当製品はトレッドを2種の異なるコンパウンドで構成し、過酷な走行状況の下でも安全を確保するのに必要な優れた耐摩耗性と卓越したグリップ力を実現しています。
【装着タイヤ】
Photo:LEXUS
※詳しくはレクサス公式ホームページをご覧ください
参考資料:
【採用技術】
デュアル・コンパウンド2.0
省燃費タイヤ用のシリカと耐久レース用に開発されたコンパウンドを採用することによりトレッドを2種の異なるコンパウンドで構成し、過酷な走行状況の下でも安全を確保するのに必要な優れた耐摩耗性と卓越したグリップ力、また環境性能との両立を実現しています。
ハイブリット・アラミド/ナイロンベルト
アラミドとナイロンをハイブリッド化。低荷重領域ではナイロンのしなやかさにて乗心地性を確保し、高荷重領域ではアラミドの強度特性を活用しコーナリング性能を全荷重域にて向上しています。また低空気圧時におけるタイヤ剛性も確保します。
ランフラット補強ゴム最適化技術
新規フィラー技術を適用し、ランフラットタイヤとしての耐久性と省燃費の両立を実現。車両前後荷重配分を考慮し補強ゴム厚さをフロント・リアタイヤでそれぞれ最適化しています。
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