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インダストリー4.0分野で連携製造業向け品質検査ビッグデータ・プラットフォームの共同開発合意に関するお知らせ【光コム】
2016年10月7日
㈱光コムとFlyData Inc.が
インダストリー4.0分野で連携製造業向け品質検査ビッグデータ・プラットフォームの
共同開発合意に関するお知らせ
㈱光コム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福沢博志、以下光コム)とFlyData Inc.(本社:米国カリフォルニア州、代表者:藤川幸一、以下FlyData)は、製造業向けのクラウド型品質検査ビッグデータ・プラットフォームを共同開発することに合意しました。
インダストリー4.0時代において、自動車業界を中心とした世界の製造業は、現場の品質情報を収集、分析し、これを全世界の工場に共有することにより、グローバルにまたがる企業グループ全体の生産効率を向上させることに挑戦しています。
㈱光コムが提供する光コム形状測定器※を用いた形状測定システムは、製品・部品の全数自動測定を実現できるセンサーとして注目を集め、2016年10月現在、複数の自動車、自動車部品メーカーにて採用され始めています。
※光コムと呼ばれる櫛状の光源を用いた形状測定器。μ単位の高精度で、測定対象物の寸法を、1点1点精緻に、50万点/秒という速度で面により計測することができる。従来は3次元座標測定器と表面傷検査装置という2種類の測定器を用いて行っていた3DCADとの寸法突合、表面の傷検査を1台で行うことが可能となった。
※光コムそのものは、2005年にノーベル物理学賞に選定されたノーベルテックである。
㈱光コムは、より簡便な光コム発生方式を開発し産業応用している。
一方で、全数自動測定が実現しても、収集された大量の品質情報を高速に処理できなければ、効果は半減します。FlyDataは、米国のハイテク企業を中心に、クラウド上の大量データ処理に優れたデータベース(データウェアハウス)に、継続的に大量のデータをほぼリアルタイムに蓄積する仕組みをSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)として提供しています。主要なデータ処理サービスと比べてリアルタイム性に優れ、生産現場での利用適性があります。光コムとFlyDataが連携することで、光コムのセンサーで取得した全世界の工場の測定データを高速に処理、分析することが可能になります。
両社は、当面は自動車、自動車部品メーカーを対象に開発に着手し、2017年度中にサービスの提供を開始する予定です。将来的には、蓄積したビッグデータをAI(人工知能)で解析し、工場のスマートファクトリー化を通じてインダストリー4.0を実現してまいります。
光コムは東京工業大学発のベンチャー、FlyDataは日本人がシリコンバレーで創業し、グローバルなチャレンジをするベンチャーです。両社の最先端技術を組み合わせ、インダストリー4.0時代のデファクトスタンダードを構築、世界の産業発展に貢献することを目指します。
■ 企業情報
㈱光コム
所在地 : 東京都千代田区三崎町3-6-12 KDX神田三崎町ビル3階
URL : https://www.optocomb.com/
事業概要 : 光コム方式の形状測定器・システムの提供、ソフトウェア開発、システムインテグレーション
代表者 : 福沢博志
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名 : ㈱光コム
TEL : 0363809807
Mobile : 090-7004-4225
Email : noda@optocomb.com
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