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アルゼンチン サラテ工場でIMV シリーズの生産能力を増強【トヨタ自動車】
2011年12月16日
―あわせて同工場内で記念式典を実施―
トヨタ自動車㈱(以下、トヨタ)のアルゼンチンにおける車両生産会社であるアルゼンチントヨタ(Toyota Argentina S.A.、以下、TASA)は、アルゼンチン ブエノスアイレス州の同工場にて12月15日(木)生産能力増強を記念する式典を実施した。式典には、クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領、ダニエル・シオリ州知事ほか政府関係者、TASA のエレロ社長、トヨタの現地事業体関係者らが出席。
今回の生産能力の増強は、中南米におけるIMVシリーズの高い需要に応えるべく、本年11月に同工場の生産能力を年間6.5万台から9.2万台に増強するもの。このプロジェクトに関係する投資額は約1億2600万ドルで、TASAでは新規に約650名を採用した。
トヨタでは、TASAを中南米向けのIMV※シリーズの供給拠点として、2005年よりハイラックス、フォーチュナーの生産を行っている。これまで、年間生産6.5万台のうち、70%程度をブラジルをはじめとする中南米約10ヶ国に輸出していたが、今後、年間生産の75%が輸出されることになる。
トヨタは、本年3 月に公表した『グローバルビジョン』において、新興国の活動を強化していくことを表明。今後も各地域で「お客様の期待を上回るクルマづくり」を行い、「いい町・いい社会」づくりへ貢献していく。
※ IMV(Innovative International Multi-purpose Vehicle) 世界規模でのより最適な生産・供給体制を構築するプロジェクト。IMVシリーズは、ピックアップトラック3車型、ミニバン、SUVの合計5車型で構成。
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