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中国地下鉄向けシールドマシン 累計受注100台達成【コマツ】

2011年12月16日

コマツ(社長:野路國夫)は、このたび中国無錫市の地下鉄2号線建設に使われるシールドマシンTM634PMXを中鉄十七局集団有限公司より受注し、中国での地下鉄建設に使われるシールドマシンの累計受注100台を達成いたしました。

完成したシールドマシンTM634PMX


コマツは2001年に中国地域統括会社である小松(中国)投資有限公司に地下建機本部を設置し、初号機の深圳地下鉄4号線建設向けシールド機を受注して以来、10年間という短期間で累計受注100台を達成したことになります。

近年、中国では都市部での深刻な渋滞の解消や都市インフラの拡充を図るため、積極的に地下鉄建設が進められており、中国のシールドマシン市場には世界各国のメーカーが参画しています。コマツは1963年に日本で初めてとなる岩盤用トンネル掘削機を開発して以来、トンネル掘削機メーカーとして常に技術をリードしてきており、中国のシールドマシン市場においても、これまでの技術開発に裏づけられた高い「品質と信頼性」はもちろん、優れた技能を有する現地スタッフ(営業、技術、サービス)による、お客さまのニーズと期待に最善の形で応えていることが評価され、今回の成果につながったと考えます。
中国ではこれまで上海、無錫、南京、北京、天津、西安、深圳、広州をはじめとする主要15都市にシールドマシンを納入しています。

中国政府は、2020年までに地下鉄を柱とする都市交通の整備のため大規模な投資を発表しており、今後もますますの拡販ができるものと期待しています。


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