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ポルシェはパナメーラ 4 E-ハイブリッドとレーシングカー、911 GT3 Cupを発表【ポルシェ ジャパン】
2016年9月30日
パリモーターショーで2モデルのワールドプレミア
ドイツ.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)はパリモーターショー・プレスデイ初日の9月29日に開催したプレスカンファレンスにおいて、パナメーラ 4 E-ハイブリッドのワールドプレミアを行いました。ポルシェAG社長、オリバー・ブルーメの登壇と同時にアンヴェールされた新型パナメーラのプラグイン ハイブリッドモデルは、ラグジュアリーセダンのセグメントの中でも特に高い快適性と効率性を誇ります。
同じくパリにて初披露された911 GT3 Cupは世界中で最も市販台数の多いレーシングカーの最新モデルです。いずれのモデルもポルシェに期待されるレベルの高いスポーツ性能を、それぞれのモデルらしいキャラクターで発揮しています。新型911 GT3 Cupは新開発の水平対向6気筒4リッター直噴エンジンを搭載し、最高出力は485psに達します。パナメーラ 4 E-ハイブリッドはV6ツインターボの2.9リッターエンジンと電気モーターの組み合わせにより、462psを発生いたします。
オリバー・ブルーメは、パナメーラ 4 E-ハイブリッドの完成度に満足した様子で「この新しいモデルはデザインとテクノロジーにおいて革命を起こす真のラグジュアリーサルーンです。さらに911のアイデンティティとスーパースポーツカーである918スパイダー、そしてハイブリッドレーシングカーの919ハイブリッドの遺伝子を持つことは、ポルシェファンの皆様に間違いなくご理解いただけると思っています。」とコメントしています。
パナメーラ 4 E-ハイブリッドは電気のみで50kmの走行可能
セルが進化したことで容量が大きくなったリチウムイオンバッテリーにより、パナメーラ 4 E-ハイブリッドは電気モーターのみで50km走行可能(新欧州ドライビングサイクル:NEDC)になりました。これは先代モデルと比較しても大幅な増加です。パナメーラ 4 E-ハイブリッドのNEDCによる燃料消費量は2.5リッター/100km、プラグイン ハイブリッドモデルの効率性の目安となる電力使用量は15.9 kWh/100 kmとなり、CO2排出量は56g/km です。しかしながらパナメーラ 4 E-ハイブリッドはラグジュアリーサルーンにおける真のスポーツカーです。最高速度は278km/hに到達し、最大トルクはシステム全体で700Nmにもなります。この4WDの4ドアハイブリッドスポーツカーの0-100km/h加速時間は、僅か4.6秒です。
パナメーラ 4 E-ハイブリッドの見事なパフォーマンスは偶然の産物ではありません。ハイブリッドストラテジーはラグジュアリーサルーンとしてはこれまでに無いもので、918スパイダーのそれをベースにしています。136ps(100kW)/400Nm を誇るパナメーラ 4 E-ハイブリッドの電気モーターは、918スパイダーと同様に、ドライバーがアクセルペダルを踏んだ瞬間からパワーを生み出します。さらに電気モーターはガソリンエンジンの補助も行います。330ps/450Nmを発生する2.9リッターV6ツインターボエンジンは、電気モーターとターボの組み合わせにより印象的な加速を見せます。
世界で最も市販台数の多いレーシングカー、911 GT3 Cup
新型911 GT3 Cupは世界中でポルシェが主催するワンメイクシリーズ用競技車両としてポルシェ モータースポーツにより開発された次世代のGTレーシングカーです。車重僅か1,200kgのシングルシーターは吸気側および排気側の可変カムシャフトコントロールを備えた4リッター水平対向エンジンを搭載し、最高出力は485psに達します。フロントとリアに加えられた新たなエアロダイナミクスはトラクションの増加とラップタイムの短縮に寄与します。
911 GT3 Cupの生産は1998年にスタートし、これまでにタイプ996、997、991の合計で3,032台に達します。このシュトゥットガルト生まれのポルシェ ワンメイク用レーシングカーは世界で最も多く生産されたGTレーシングカーです。
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