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史上初の7連覇を目指し、100%バイオディーゼル燃料で ダカールラリー2012アルゼンチン・チリ・ペルーに参戦【トヨタ車体】

2011年12月15日

トヨタ車体㈱(本社:刈谷市一里山町  網岡卓二社長 以下、トヨタ車体)は、2012年1月 1日にスタートする「ダカールラリー2012アルゼンチン・チリ・ペルー」に、トヨタ自動車と共に開発・生産している「トヨタランドクルーザー200」をベースとしたラリー車で参戦致します。
世界中のお客様にお届けしている車両の安全性・信頼性・走破性の高さを証明するため、市販車 部門に参戦し、大会史上初の同部門7連覇に挑戦致します。
今回の参戦車両は、バイオディーゼル燃料(以下BDF)100%を使用。当社の活動に賛同して下さった小学校から大学までの児童・学生、近隣地域の方々、TLCスポンサー、従業員の家庭や会社食堂などの 協力を得て回収した廃てんぷら油から、豊田通商㈱をはじめとする企業の協力でBDFを精製して います。市販車部門での連覇に加え、史上初となるBDF100%での同部門優勝を目指し、 環境に配慮したモータースポーツ活動を進めて参ります。

チーム名

Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY : チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(通称/TLC)

ダカール2012参戦体制

参戦カテゴリー

市販車部門ディーゼルクラス(以下参戦カテゴリー概要)

ダカールラリー2012 アルゼンチン・チリ・ペルー大会概要

ダカールラリーとは、パリダカの名で親しまれ、創設より30年間アフリカを舞台に戦われてきた世界一苛酷と言われるクロスカントリーラリーです。
2008年大会の中止を機に2009年より舞台を南米に移して開催され、今大会は過去3大会でルートが設定されたアルゼンチン、チリのほか、ペルーが新たな舞台として加わります。(主催:A.S.0(*1))
大会期間は2012年1月1日(日)スタートから1月15日(日)ゴールまでの計15日間におよびます。
総走行距離は昨年の約9,000kmから約8,000kmに短縮されたものの、これまでの南米大会にて勝敗を分けるポイントとなった標高4500m以上のアンデス山脈越え、世界一乾燥していると言われるチリ北部アタカマ砂漠のステージは今大会も用意され、加えて新しく設定されたペルーのルートも厳しい砂のステージが続くことが予想され、選手の高い集中力、車両の耐久性がこれまで以上に求められる見所の多い大会となる模様です。
*1   A.S.O:Amaury Sports Organisation/アモリー スポーツ オーガニゼーション

(ダカール2012ルート図)

チーム目標

市販車部門7連覇(ガソリン車を含む市販車部門での優勝)

過去の成績

バイオディーゼル燃料(BDF)での参戦

(1) 使用するBDFについて
BDFとは植物性油を原料に作られた軽油の代替燃料であり、ダカール2009大会よりTLCは豊田通商㈱のサポートを受け、同社技術により精製されたBDFを使用しています。
原料にはTLCの活動に賛同頂いた小学校から大学までの児童・学生、近隣地域の方々、 TLCスポンサー、当社従業員の家庭や会社食堂などの協力を得て回収した廃てんぷら油を使用 しています。

(2) TLCのBDFでの参戦経緯

ダカール2012参戦車両写真

写真はフランスでのダカール2012参戦車両の最終テストの模様


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