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ハーバード大学&スイスK-Team発、超小型群ロボットKilobot発売開始【ゼットエムピー】

2011年12月9日

~直径33mmの超小型群ロボット。 群制御の理解促進、研究開発に~

㈱ゼットエムピー(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は本日、ハーバード大学開発、K-Team社(スイス)製造の超小型群ロボットKilobot(キロボット)をリリース致しました。
Kilobotは、直径33mmのボタン電池サイズのボディにリチウムポリマー電池を搭載。2つの独立制御可能な振動モータで移動し、赤外線通信により近くのKilobotと通信が可能です。モータ制御、LED制御、距離測定などのAPIと、サンプルプログラムにより、複数のロボットで自律的に群れを作り、行動を行うといった協調行動・群制御のプログラミングが可能です。多数のロボットにより、災害時のがれきの中から生存者を発見したり、環境をモニタリングし有害物質を除去したり、といった用途の研究にご利用いただけます。Kilobotはハーバード大学により開発され、当社提携先のスイス連邦工科大学(EPFL)発のK-Team社(スイス)*にて製造されるロボットで、日本国内においては当社が独占販売を行います。
Kilobotは、10個パックで価格115,000円(税別)で本日より受注を開始します。なお、12月14日までにご注文頂いた場合、10%割引のキャンペーン価格が適用されます。

超小型群ロボット Kilobot
http://www.zmp.co.jp/e-nuvo/jp/k-team.html#kilobot

特徴

低コスト
小型(直径33mm)
高精度モータ制御(255段階)
他のKilobotとの相互通信
2つのKilobot間の距離計測
周囲光センシング
RGB LED搭載
充電式、取り外し可能なリチウムポリマー電池搭載
Kilobotコントローラにより多数のKilobotのプログラミング・制御が可能

仕様

プロセッサ ATmega 328 (8bit @ 8MHz)
メモリ 32KB Flash(ユーザプログラミング、ブートローダ)、1KB EEPROM(キャリブレーションデータ等)、2KB SRAM
バッテリ 充電式リチウムポリマー電池(3.7V)
充電 Kilobot充電器により一度に10個までのKiobotの充電が可能
通信 赤外線により近くのKilobotと相互通信可能(7cmまで)
センシング 赤外線通信の強度によりKilobot間の距離計測が可能
動作 独立制御可能な2つの振動モータにより差動駆動可能。各モータは255段階で制御可能
ライト RGB LED(上方に発光)を搭載。明るさは3段階で制御可能
寸法 直径33 mm、高さ(脚を含む)34mm
ソフトウェア Kilobotコントローラソフトウェアにより、プログラムファイル、コントロールファイルの送信が可能
プログラミング C言語によるプログラミングに対応。基本的な機能(モータ速度、LED制御、距離測定など)のAPI、
サンプルプログラム付属。(オープンソースのソフトウェア開発環境WinAVRを使用)
デバッグ
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シリアル通信
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価格

Kilobot(10個パック)  115,000円(税別)
Kilobotコントローラ  51,000円(税別)
Kilobot充電器  19,000円(税別)
Kilobotサポートパッケージ(1年間)  17,000円(税別)

<2011年12月14日までのキャンペーン価格 10%割引>
Kilobot(10個パック)  103,500円(税別)
Kilobotコントローラ  45,900円(税別)
Kilobot充電器  17,100円(税別)
※納品は2012年3月より開始となります。

*K-Team社について
K-Team社は、スイス連邦工科大学(EPFL)の小型移動ロボットKheperaの成果をもとに設立された会社です。世界中の研究者に広く使われているKheperaシリーズを始めとする、先端研究・教育で使われる高品質の小型移動ロボットの開発・製造・販売を行っています。


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