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短納期で対応可能な「Premium Lead Time」受注生産ボールねじを開発【日本精工】

2016年8月1日

短納期で対応可能な「Premium Lead Time」受注生産ボールねじを開発
~お客様の専用設計仕様に従来の1/2~1/3の短納期で対応~


日本精工㈱(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 内山 俊弘、以下NSK)は、お客様の新規開発、補修需要向けとして、専用設計が必要な受注生産品の短納期を実現した、Premium Lead Timeボールねじを新たにラインナップしました。

NSKは本製品の売上として、2018年度に3億円を目指します。

試作評価機、自動車関連装置、補修部品向けには、ボールねじの短納期要求が高まっています。

今回NSKは、これらのニーズへ対応するため、「受注生産品」のボールねじについても短納期でお客様に納入できる仕組み「Premium Lead Time」を新たにラインナップしました。

製品の特長

1.設計仕様確定後20日の製品納期
専用作図システムから生産準備までの短納期の仕組みと多品種少量生産の専用生産ラインを構築しました。この結果、従来は設計仕様確定後納入まで約40~70日を要していた「受注生産品」の納期を1/2~1/3の20日に短縮しました。

2.対応ボールねじのナット仕様を順次拡大
需要が大きいチューブ式ボールねじから対応を開始し、今後順次対象を拡大していきます。

NSKは、一般的な使用条件や環境を想定してナットや軸の長さ、軸端部の形状や寸法を標準化した「標準ボールねじ」を1980代に業界で初めて在庫化し、短納期対応を可能にしました。お客様の新規設備や装置用として「標準ボールねじ」を在庫することで、約3日で納入ができる体制をとっています。

また、「標準ボールねじ」とおなじナットの仕様で、軸の長さや軸端部の形状や寸法を自由に設定可能なWebシステム「Click!Speedy ™」を本年2月から導入し、約10日で納入を可能にしました。

今回、お客様の個別の設計仕様のニーズにお応えする「受注生産品」についても短納期対応を実現しました。

これからも新たな仕組みにより、お客様の更なる短納期の御要求に応えていきます。




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