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小型乗用車 新型「スイフトスポーツ」を発売【スズキ】

2011年11月28日


スズキ㈱は、気持ちの良い走りとクルマを操る楽しさをさらに向上させた小型乗用車 新型「スイフトスポーツ」を、MT車については12月13日、CVT車については2012年1月27日より発売する。

スイフトスポーツは、2004年に発売したスイフトをベースに、「走る・曲がる・止まる」という車の基本性能を徹底的に追求したコンパクトスポーツとして誕生し、2005年から日本、2006年にはハンガリーでも生産を開始した。スイフトスポーツは、日本をはじめ欧州を中心とした海外市場においても走行性能が高く評価され、多くのお客様からご支持いただいてきた。

今回発売する新型「スイフトスポーツ」は、昨年9月に基本性能を大幅に高めて発売した「スイフト」をベースに、スイフトシリーズの走りを象徴する「The sporty flagship」をコンセプトとして開発したモデルである。高出力の1.6Lエンジンや専用トランスミッションにより高い動力性能と燃費性能を実現し、軽量化した車体に剛性を高めたサスペンションを採用することで、気持ちの良い走りと操る楽しさをさらに向上させた。

また、新型「スイフトスポーツ」は、走りの良さをイメージさせる、アグレッシブかつ高品位なデザインが認められ、公益財団法人日本デザイン振興会による「2011年度グッドデザイン賞」を受賞した。

*「グッドデザイン賞」 : 1957年に通商産業省(当時)によって創立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を母体とする、我が国唯一の総合的デザイン評価・推奨制度。

メーカー希望小売価格(消費税込み)

*  2WDは前輪駆動。
*  プレミアムシルバーメタリック、スノーホワイトパール塗装車は21,000円高。
*  ディスチャージヘッドランプ装着車は63,000円高。
*  価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、登録等に伴う費用は含まれない。

新型「スイフトスポーツ」の主な特長

専用エンジン&トランスミッションの採用による動力性能と燃費性能の向上
可変吸気システムの採用や、吸気VVT制御の最適化、バルブリフト量の増加、冷却システムの改善など、専用チューニングを施した1.6Lエンジンを搭載。徹底した高効率化により、クラストップ※1の100kWの高出力を達成すると同時に燃費性能も向上させた。
加速性能と燃費性能を両立させた、新開発の6速マニュアルトランスミッションを採用。2~5速ギヤをクロスレシオとして優れた加速性能を発揮しながら、6速ギヤを追加することで燃費性能を向上させた。
広い変速比幅によって加速性能と燃費性能を共に高める、専用の副変速機構付CVTを採用。エンジンの高出力、高トルク特性に合わせた改良を施した。
CVT車に、ダイレクトで素早いギヤ操作が可能な、パドルシフト付7速マニュアルモードを採用した。
JC08モード走行※2では6MT車が14.8km/L、CVT車は15.6km/Lを達成した。10・15モード※3走行では6MT車が15.6km/L(約7%向上)、CVT車は16.0km/L(約18%向上)を達成している。

※1  1.6L自然吸気エンジンクラスにおいて。2011年11月現在、スズキ調べ。
※2  燃料消費率JC08モード走行(国土交通省審査値)
※3  燃料消費率10・15モード走行(国土交通審査値)


安定性と応答性を高次元でバランスさせた高性能シャシー

旋回時の安定性を高めた専用設計のリヤサスペンションと、大径化したストラットにリバウンドスプリングを内蔵したフロントサスペンションを採用。操舵に対するリヤの追従性を高めるとともに、ロールを抑えてより機敏なハンドリングを実現した。
ステアリングギヤボックス及びサスペンションフレームの取り付け剛性を高め、操舵の応答性を高めた。
スポーティーな走行に特化した減衰特性とした、モンロー(R)のショックアブソーバーを採用した。
強度と軽量化を両立した、専用の17インチアルミホイール及び195/45R17サイズのタイヤを採用した。
前後に大径のディスクブレーキを採用。フロントブレーキローターを厚くし、ブレーキブースターを最適化することで制動力を高めた。また、リヤブレーキキャリパーを軽量化した。
ボディー骨格に高張力鋼板を積極的に使用するとともに、ホイールやタイヤ、ブレーキなどの軽量化によりバネ下重量を軽減。衝突安全性能や走行性能を高めながらも車両重量を約10kg軽量化した(6MT車)。

*モンローはテネコオートモティブ社の登録商標

アグレッシブかつ高品位に進化した走りのデザイン

高い走行性能を表現した、アグレッシブでありながら威厳のあるエクステリア
安定感がありながらも緊張感みなぎる、低く構えた前傾フォルムに加え、アグレッシブさと繊細さを兼ね備えたフロントマスクとした。
エンジン性能の高さを表現する大開口フロントグリルを採用した。
低重心イメージを演出するサイドアンダースポイラーや、ルーフの伸びやかさを強調し、空力特性にも優れたルーフエンドスポイラーを採用した。
特徴的な3本フィン形状がアグレッシブさを強調する、大型フォグランプベゼルを採用。
フォグランプベゼルのフィン形状をモチーフとしたスポークデザインの、専用17インチアルミホイールを採用した。
迫力のリヤビューを演出する、スポーティーなリヤコンビネーションランプやデュアルエキゾーストパイプ、メタリックグレー塗装のディフューザーを採用した。
専用車体色の黄色(チャンピオンイエロー4)をはじめ、全6色を設定した。


走りへの期待を高める高品位なインテリア

精悍な黒基調のインテリアは、シート、ステアリング、シフトブーツにレッドステッチを効果的に施すことで、スポーティーなイメージとした。
インストルメントパネルとドアトリムに、金属の質感を表現したヘアライン調の加飾を施し質感を高めた。
メーターパネルには、マルチインフォメーションディスプレイ付の専用5眼メーターを採用した。さらに各メーターをシルバーリングで縁取り、高い質感と読み取りやすさを両立させた。
スポーツ走行時などに体をしっかり支える形状の専用フロントシート[専用表皮&レッドステッチ、Sportロゴ入り]を採用した。
専用の本革巻ステアリングホイール[レッドステッチ入り]を採用した。
操作性に優れた大型のステンレス製ペダルプレートを採用した。

ドライビングをサポートする充実装備と安全性能

キーレスプッシュスタートシステムを標準装備した。
約45~100km/hの間で設定が可能なクルーズコントロールシステムを標準装備した。
外気温、シフトポジション、オドメーターに加え、瞬間燃費、平均燃費、航続可能距離、トリップメーターを切り替え表示するマルチインフォメーションディスプレイを採用した。
歩行者傷害軽減ボディー、頭部衝撃軽減構造インテリアを採用した。
リヤシートの中央席にヘッドレスト及び3点式シートベルトを標準装備した。
ESP(R)を標準装備し、さらにCVT車には坂道での発進を補助するヒルホールドコントロールの機能を持たせた。
● イモビライザー(国土交通省認可品)、セキュリティアラームシステムを標準装備した。

* ESPはDaimler AGの登録商標


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