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人工知能技術を用いた企業向けソリューションを提供する合弁会社PFDeNAを設立【ディー・エヌ・エー】

2016年7月14日

DeNAとPreferred Networks、人工知能技術を用いた
企業向けソリューションを提供する合弁会社PFDeNAを設立

ディープラーニングを中心とした高度な機械学習技術で様々なデータの価値を最大化


㈱ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:守安 功、以下DeNA)と㈱Preferred Networks(プリファード・ネットワークス、本社:東京都千代田区、創業者 代表取締役社長 CEO:西川 徹、以下PFN)は、ディープラーニング(深層学習)※1や高度な機械学習※2など最先端の人工知能※3(AI)技術を活用した企業向けソリューションや消費者向け商品・サービス等の提供を目的として、本日、合弁会社を設立しました。

新会社である㈱PFDeNA(ピー・エフ・ディー・エヌ・エー、以下PFDeNA)では、DeNAが多彩なインターネットサービスの運営を通じて蓄積してきた様々なデータや複数事業領域での経験と、PFNのAI技術、特にディープラーニングに関する広範囲な知見や最先端の技術を組み合わせることにより、DeNAあるいは顧客企業の持つ様々なデータの価値の最大化を図ります。事業領域としては、ゲーム、ヘルスケア、自動車・交通関連のほか、大規模データを扱うあらゆる産業を検討していきます。

PFDeNAの設立により、DeNAは、既存の事業領域でAI技術を活用できるようになるだけでなく、自社でのAI技術活用の成功例を他社にソリューションとして販売したり、新たな事業領域に進出したりすることが可能となります。PFNは、AI技術の活用に必要となるデータへのアクセスがDeNAを通じて可能になることで、多数の利用者とAI技術との接点を作り、AI技術で社会に大きな影響を与えることができるようになります。


合弁会社の概要

※1 人間の神経細胞のような多層構造のネットワークを用いた機械学習で、複雑かつ膨大なデータの処理が可能。
    Deep learning。
※2 コンピュータが人間の助けなしに自ら新しいことを学ぶ能力。Machine learning。
※3 学習・推論・分析などの知的な能力を持ったコンピュータのプログラム。Artificial intelligence(AI)。


㈱ディー・エヌ・エー(DeNA)について
DeNAは、ゲーム、eコマース、エンターテインメント、ヘルスケア、キュレーション、オートモーティブなどの様々な領域で、モバイル端末向けを中心としたインターネットサービスを提供している東証一部上場企業(2432)です。1999年にPC向けのオークションサイトを運営するベンチャー企業として東京で創業されて以来、DeNAは、ひとつの事業領域にこだわることなく、次々と時代を切り拓く新しいインターネットサービスを生み出すことで進化を遂げてきました。特にモバイル端末向けのゲームは大きな成長エンジンとなり、現在では世界中で約2,000人以上の従業員がDeNAグループで働いています。また、DeNAはプロ野球チームと陸上チームを所有しており、スポーツの領域でもその名を知られています。詳細は、http://dena.comをご覧ください。


PFNについて
東京を拠点とし、Internet of Things(IoT)において深層学習を中心とした機械学習技術を用いたソリューションにフォーカスしているベンチャー企業です。機械学習技術の先進技術を提供するDeep Intelligence in-Motion(DIMo)プラットフォームをベースとしたソリューションの研究開発に取り組んでいます。Preferred Networksは自動車業界や産業用ロボットにおいてそれぞれトヨタ自動車株式会社やファナック株式会社などの世界をリードする企業と協業し先進的な取り組みを推進しています。詳細は、http://www.preferred-networks.jpをご覧ください。








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