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カタール、サウジアラビア、オマーンでクエスターを発売 ~中東地域の各市場に順次投入へ~【UDトラックス】
2016年7月12日
UDトラックスは、カタールで大型トラック「クエスター」を発売しました。中東地域における「クエスター」の投入は初であり、カタールに続き、サウジアラビアとオマーンでも販売を開始しました。今後、インフラ開発が大型トラック需要を後押ししている中東地域の各市場において「クエスター」を順次、投入していく計画です。
インフラ開発やカタールで開催予定の2022FIFAワールドカップに伴う建設ブームを追い風として、中東地域におけるトラックの需要は、着実に増加していくと期待されています。1970年代初頭に中東地域への参入を果たしたUDトラックスは、建設業界、公共サービス、食品・飲料業のお客様に対し、物流面でのニーズに応えることで、地域経済の成長に貢献してきました。
3つの強みを活用した新商品開発
UDトラックスは同社特有の3つの強みを生かしてクエスターを開発してきました。UDトラックスの得意とする日本企業ならではの品質管理と熟練技術、ボルボ・グループが保有する世界最高レベルの技術の活用、そして何よりも「現場」での長年の経験による地域に根ざしたお客様のニーズを着実に把握して商品やサービスに反映してきたことです。
2013年以降、様々な市場に「クエスター」を投入してきましたが、こうした3つの強みを生かして、オフロード仕様や長距離輸送など、各市場のニーズに合致する多様な車種、オプションを取り揃えてきました。中東向け「クエスター」も同じく、エンジンは8リッターと11リッター、トランスミッションは9段と12段、車型は6×4のトラクターと単車、4×2のトラクターと単車、および8×4の5車種を基盤に豊富な組み合わせを用意致しました。
UDトラックス新興国向大型車担当ダイレクター小田原俊彦は、「中東3カ国を筆頭に立ち上げるに際し、中東の過酷なフィールドで稼動テストを繰り返してきました」と述べています。「極熱地における耐久性を実証し、お客様のご意見を確認し、現地パートナーとサポート体制を整えたことで、自信をもって提供できる商品に仕上げることができました」とコメントしています。
「クエスター」の強固な性能、多様な機能・オプション、耐久性およびメンテナンスの容易さは、幅広い市場において高い評価を得てきました。様々な業界へより柔軟にお客様のニーズに対応することが可能となったクエスターで、今後、他の中東地域でも販売していく予定です。
当リリースに関するお問い合わせ先
UDトラックス広報
Info.VolvoGroupJapan_contactus@volvo.com
UDトラックスはお客様の車両の燃費・稼働率向上のための輸送ソリューションを提供する商用車ブランドです。1935年に設立されたUDトラックスは2007年以降、商用車、バス、建設機械、船舶用エンジンなどを製造・販売するボルボ・グループの商用車部門のグローバルブランドの1つとして、日本に本拠を置き、国内のみならず世界64カ国に販売ネットワークを展開しています。2015年の販売台数は国内・海外合わせて約2万台でした。UDトラックスは当社の商品にUDの由来であるUltimate Dependability (究極の信頼)という付加価値を与え、お客様にとって最も重要な機能において卓越することを私たちの使命としています。
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