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2016 FIM世界耐久選手権シリーズ第3戦 “コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会 参戦体制について【本田技研工業】

2016年6月10日

三重県・鈴鹿サーキットにて、7月31日(日)に決勝レースが行われる「2016 FIM世界耐久選手権シリーズ第3戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第39回大会」(以下、鈴鹿8耐)に参戦する主なHondaチームの体制が決定しました。

昨年2位を獲得したF.C.C. TSR Hondaは、今季FIM世界耐久選手権シリーズ第1戦ル・マン24時間耐久ロードレースで3位表彰台を獲得し、現在、MFJ全日本ロードレース選手権シリーズJSB1000クラス(以下JSB1000)に参戦中の渡辺一馬、FIMスーパースポーツ世界選手権シリーズ(WSS)で活躍中のパトリック・ジェイコブセン、3年連続で鈴鹿8耐参戦となるFIMロードレース世界選手権シリーズMoto2クラス参戦中のドミニク・エガーターをチームに迎え、優勝を狙います。

MuSASHi RT HARC-PRO.は、JSB1000に参戦中の高橋巧と、FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ(WSB)で活躍中のマイケル・ファン・デル・マークという鈴鹿8耐2連覇(2013年・2014年)を達成した2人を昨年に引き続き起用。さらに13年ぶりの参戦となる、2006年MotoGPチャンピオンのニッキー・ヘイデンを迎え、2年ぶりの優勝を目指します。

鈴鹿8耐参戦5年目となるSatu HATI. Honda Team Asiaはアジアで活躍するライダーを中心にチームを編成。上位入賞を目指し、参戦します。

また、Hondaの社内チームからは、7チームが参戦します。熊本地震で被災した熊本製作所から「Honda熊本レーシング」、「Honda緑陽会熊本レーシングwithくまモン」および「HondaブルーヘルメットMSC熊本」も、復興の想いとともに挑みます。


<参戦ライダーのコメント>
F.C.C. TSR Honda

渡辺 一馬
「F.C.C. TSR Hondaでこのような体制を作って下さったHonda、チーム、そしてテルルを始めとするスポンサーの方々に大変感謝しています。今年はスプリントのほかに、ル・マン24時間(フランス)、ポルティマオ12時間(ポルトガル)の耐久レースにも参戦させていただきました。耐久レースの経験を含め、大きな収穫を得たことで、アドバンテージは大きくなったと確信しています。この2つの耐久レースは、すべて今年の鈴鹿8耐で優勝する、という目標のための取り組みでした。その成果を多くの人に見てもらい、期待に応えたいと思います」


パトリック・ジェイコブセン
「F.C.C. TSR Hondaとともに鈴鹿8耐に出場できることは、この上ないチャンスです。素晴らしいレースを、トップチームで戦えることを光栄に思います。天候は暑く、シビアなレースになると予想していますが、ベストを尽くします。とにかく早くレースが始まることを待ち望んでいます」





ドミニク・エガーター
「F.C.C. TSR Hondaのような素晴らしいチームと一緒に鈴鹿8耐で戦えることをうれしく思います。鈴鹿8耐は非常にシビアなレースで、良い成績を収めるためには、チームが重要、ピット作業からマシンのセットアップまで、細かな作業が非常に大事になります。我々のチームは非常に優秀で、CBR1000RRも非常に速いマシンですので、昨年の2位入賞に続き、今年も表彰台に上ることを楽しみにしています」





MuSASHi RT HARC-PRO.

高橋 巧
「2015年の8耐はあっという間に幕を閉じ、本当に悔しさが残るレースでした。2016年もまた最高のチーム、最高のチームメート、恵まれた体制で走れることをうれしく思います。昨年の悔しさをバネにリベンジし、王者奪還を目指してチーム一丸となって頑張ります」





マイケル・ファン・デル・マーク
「鈴鹿8耐に再び参戦できることをうれしく、また光栄に思います。8耐はシーズンの中でも特別なレースで、昨年は決勝を走れなかったことから、今年こそはという気持ちでいっぱいです。MuSASHi RT HARC-PRO.では良い思い出がたくさんあり、2016年の目標はもちろん優勝です。ヘイデン選手、高橋選手はともに優れたライダーなので、非常に強いチーム体制で戦えると思います」




ニッキー・ヘイデン
「鈴鹿8耐のように歴史があるレースに出場することができて光栄です。ル・マン式のスタートやピットワーク、またチームメートとともに全員の一番良いセットアップを見つけ出す作業は、普段のレースとは全く異なります。長いサマーブレイクの間も、鈴鹿8耐というレースに参加して自分のスキルを維持できることをうれしく思います。多くの優れたチームとの長くタフな戦いになりますが、優勝して、鈴鹿8耐のトロフィーを自分のコレクションに追加したいと思います」




【鈴鹿8耐に参戦する主なチーム】

※ 上記参戦体制は、6月10日時点のもので、変更となる場合があります
※ ゼッケン番号に基づいた順で、チーム名を掲載しています








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