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PSA PureTech 3気筒ターボエンジン International Engine of the Yearを2年連続で受賞【プジョー・シトロエン・ジャポン】
2016年6月2日
2016年6月1日にドイツ シュトゥットガルトで開かれた第18回インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー受賞式において、PSAグループ開発の1.2ℓ PureTech 3気筒ターボ付きガソリンエンジンが、世界各国のモータージャーナリストから成る審査委員会により、1.0-1.4ℓ部門の「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー 2016」に選出されました。フランスDouvrinのFrançaise de Mécanique工場で生産されている同エンジンは、これまでも多数の受賞実績があり、今回は2度目の受賞となります。
PSAグループの新世代ガソリンエンジンの生産を拡大
3気筒ガソリンエンジンを搭載した各モデルの好調な販売を背景に、PSAグループはガソリン車の増産を進めるべく、PureTechターボエンジンの生産能力を上げることを決定いたしました。Douvrin工場では2014年以降、37万台近くの同エンジンを生産していますが、フランス東部のTrémery工場においてガソリンエンジンの生産を増強することで、全体の生産能力を2018年までに年間67万台に引き上げる予定です。
パフォーマンスの最適化を図り、燃料消費とCO₂排出量を削減
120もの特許取得技術が盛り込まれたPureTech 3気筒ターボ付きガソリンエンジンは、先代の4気筒ガソリンエンジンと比べ燃料消費、CO₂排出量ともに18%の削減を実現しています。同エンジンは燃料効率の記録を2つ樹立しています。一つめは2014年にマニュアル車を使用してヨーロッパで達成し、二つめは本年中国においてオートマチック車で達成いたしました。給油なしで1,878kmを走行し、実燃費34.1km/ℓという新記録を出しています。同エンジンは優れた乗り心地を提供するエンジンの一つであり、低速走行でも変わりません。最大出力130馬力、最大トルク230Nmと、低速時の性能とパワーのバランスも優れています。1.2ℓ PureTech 110馬力エンジンおよび1.2ℓ PureTech 130馬力エンジンは、BおよびCセグメントの車両に搭載されています。2014年3月にCitroën C4 PicassoおよびPeugeot 308への搭載でデビューしたPureTechエンジンは、2016年5月23日発表のNEW Peugeot 3008を含め、世界で60以上のPSAグループのモデルに搭載しています。
アワードの受賞を受け、PSAグループのChristian Chapelle（パワートレイン＆シャシーエンジニアリング部門 ヴァイスプレジデント）は、「当社は高い技術力を生かし、エンジンの高品質なパフォーマンスと環境対策を両立させるために努力を重ねて参りました。それらが2年連続の受賞に繋がりました。」と述べています。
詳細につきましては、下記URLにてご確認ください。
http://media.groupe-psa.com/
※ 日本市場では、プジョー 208/2008/308、シトロエン C4、DS 3に当該エンジンを搭載しております。
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