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《速報/人テク2016横浜》新しいレーザによる振動の可視化【ポリテックジャパン:小間番号54】
昨今では新技術の導入も目まぐるしく、人の命を預かる自動車だからこそ精密さが必須である自動車の設計開発において、高精度な計測結果を短工数で与えるだけでなく、アニメーション化することにより、よりリアルな結果を与えることができる。
軽量化されたボディ、電気制御化された駆動機構など、自動車の中に新たな技術がどんどん組み込まれる昨今、自動車を製造、開発する場面でも、昔ながらの試験方法では十分ではなくなってきている。たとえば。電気自動車は、ガソリン車に比べ、電気モータ音などが由来の振動の周波数が高く、従来の加速度センサを使った計測ではその測定周波数帯域から外れている。
そこでレーザを使った振動計に置き換えることで、高い周波数帯域をカバーできる上に、非接触で計測するので、たとえば軽量化されたボディに加速度センサを貼り付けることによる加速度センサ分の重さの誤差計測を心配する必要もなくなる。
そしてポリテック独自のスキャニング振動計はレーザをスキャンさせることにより、多点をスぺーディニ計測できるだけでなく、振動の可視化も実現している。さらに、今までにないレーザ光源を使用することにより、測定精度を高め、リアルな結果の取得に成功している。
スキャニング振動計、計測事例
―車フルボディの計測―
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