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《速報／人テク2016横浜》加硫背着材フィルムACULAH【中島ゴム工業：小間番号237】
加硫接着剤フィルム「ACULAH」は、自動車用防振ゴムやビル用免震ゴムに用いられ、脱VOC、接着剤塗着効率の向上によるコスト低減そして接着剤塗膜の均一化による接着力向上などを実現するものである。
自動車用防振ゴムやビル・橋梁用免震ゴムは加硫接着によりゴムと金属を強固に接着する。
この接着工法はゴム成型時の熱と圧力で金属とゴムを接着するものである。
加硫接着に用いられる接着剤は樹脂とゴムとが揮発性有機溶剤（VOC）に分散されたものであり、使用時に大量のVOCを放出するために環境や作業者への負荷が大きく、また、スプレーなどへによって塗工されるためにロスが大きく塗工効率は20%程度である。
そこで、それらの問題点を解決すべく開発したのが「加硫接着剤フィルムACULAH」である。
この製品は脱VOC、接着剤塗工効率の劇的な向上、そして接着剤塗膜の均一化による接着力の向上など多くのメリットがある。
使用方法としては離型フィルムに塗工した加硫接着成分を80℃の熱と5MPaの圧力での金属へ「転写」を行った後に離型フィルムを除去し、接着剤成分を転写した金属体を未加硫のゴム材料と一緒に金型に入れて成形・加硫接着剤を行うものである。
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