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《速報/人テク2016横浜》パワーサイクル試験装置【クオルテック:小間番号392】
車載用のパワー半導体・電子部品は、大電流、高電圧に耐え、過酷な環境でも動作する信頼性が要求されます。当社では信頼性試験によって、デバイスの設計・開発の効率化、スピードアップをサポートします。
クオルテックは、あらゆるパワー半導体のチップ温度をリアルタイムで測定、多数のデバイスを同時に試験できるなど、世界トップレベルの性能を有するパワーサイクル試験装置「パワーステーションPS101」を開発しました。
パワーサイクル試験は、パワー半導体デバイスに通電オンオフを繰り返すことで、主として接合部の耐久性を評価する信頼性試験です。パワー半導体に応じて様々な制御方法があります。当社では、100種類以上の制御方法を開発しており、受託試験を通じて蓄積したノウハウをもとに、数々の特徴を有する装置を開発したわけです。
【主な特徴】
○ Ti(ジャンクション温度)をリアルタイムでモニター可能
○ 最大12デバイスまで同時に試験可能
○ 試験中に発生するデバイス破壊の前兆を検知、破壊原因を特定
○ 温度センサーが内蔵されていないデバイスでも温度を正確に測定
○ 電流、時間、温度の制御が柔軟にできる
○ 実機と同等の制御信号を用いて試験ができる
○ 新開発のデバイスでも、特性に応じた制御が可能
◎ デバイスの開発・設計の効率化、スピード向上に寄与
【適用範囲】
対象デバイス : MOSFET、GaN、SiC、SJFET、IGBTなどパワーデバイス
設定ON時間 : 0,5sec〜240sec
設定冷却時間 : 0.5sec〜1000sec
設定サイクル数 : 1,000,000サイクル以上
冷却方法 : 水冷、空冷
印加電流 : 760A以下
デバイス温度モニター方式 : 熱電対、保護ダイオード、その他
1号機は大手メーカーに納入ずみで、今後は本格的に販売していきます。ユーザーによって仕様が異なりますので、受注生産で対応します。(価格は2500万円から)
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