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FINE™/Turbo v10.2およびFINE™/Design3D v10.2国内リリース!【NUMECAジャパン】
2016年4月15日
FINE™/Turbo v10.2およびFINE™/Design3D v10.2の国内出荷を開始いたしました。リリースされた新バージョンには、数多くの新機能と機能改善が含まれております。また、パッケージには最新版のドキュメンテーションが含まれます。
FINE™/Turbo v10.2パッケージの新機能および機能改善の概要
パッケージ全製品
● パッケージの一般的なアップグレード
- CATIA Datakit v2015.2の使用
- FlexNet v11.13.1.0の使用
- 32bit版 Windows環境のサポートを終了
- Windows 環境におけるMPIレジストレーションの改良
AutoGrid5™
● スキンブロックの成長率コントロール
● Pythonスクリプトコマンドの追加
● Pythonスクリプトによる格子点分布コントロールおよびその情報出力
● CRUNCH CFD®形式のメッシュエクスポート
● Abaqus形式のメッシュエクスポート
FINE™/Turbo
● 一般化変位量の表示機能
● 並列ライセンスキーの柔軟性の向上
● マルチランクNLHの高度なコントロール
● 凝縮性流体に比熱、熱伝導率、粘度を定義する機能
● 新しいPythonコマンド
● ライナーのための音響インピーダンスの改良
● Intelコンパイラーでコンパイルされたソルバー実行ファイルの利用
● Intel MPIを使用した並列計算の実行
● 不確かさ解析の選点を算出するための新しい疎格子法(Sparse Grid Method)
● 不確かさ解析の不確かさ解析のポスト処理における確率密度関数の再構築機能
● モーダル解析のための新しいPythonコマンド
● 粗いグリッドによる初期化中にCPU Boosterを無効にする機能
● モーダルアプローチによる強連成シミュレーション
● NLHに対応可能なRBF+TFIメッシュ変形機能
● R/Sイメージメッシュ生成の改良
● NLHとMerkleプリコンディショニングおよび凝縮性流体の併用
CFView™
● Harmonic計算における時間および空間再構築機能の改良
● 断面マクロによる力の計算
FINE™/Design3D v10.2パッケージの新機能および機能改善の概要
パッケージ全製品
● パッケージの一般的なアップグレード
- CATIA Datakit v2015.2の使用
- FlexNet v11.13.1.0の使用
- 32bit版 Windows環境のサポートを終了
- Windows 環境におけるMPIレジストレーションの改良
AutoBlade™
● ハブおよびシュラウドギャップのサポート
● 翼およびルーリングのVDA-FSファイルへのエクスポート機能
● ルーリング接続点の粗密設定機能
● ターボチャージャー用の新しいパラメータテンプレート
● 解析およびプロジェクト管理機能の改良
● ソリッド生成の改良
FINE™/Design3D
● 特定のサーフェスに働く圧力の抽出機能
● 主応力の出力機能
● プロセッサー管理機能の強化
● ポストプロセスにおけるPDF再構成機能
● 感度解析機能の改良
サポートするプラットフォームおよびオペレーティングシステム
サポートするプラットフォームおよびオペレーティングシステムは次の表の通りです。
NUMECAのソフトウェアは、x86_64プロセッサー(Intel 8086命令セットと互換性のある64ビットプロセッサー)で動作する64ビットOSのみをサポートしています。
Windows環境
a.提携会社あるいはお客様により確認されたものであり、この構成は公式にはサポートしていません。
Linux環境
a.提携会社あるいはお客様により確認されたものであり、この構成は公式にはサポートしていません。
b.OpenLabs™モジュールは、C++コンパイラーg++4.7.3ではコンパイルできません。
c.UbuntuのようなDebianベースのOSは、LSBが搭載されていても、LSB規格の準拠に問題があるため、ライセンス
サーバーとしては推奨しません。
d.HEXPRESS™/Hybridを利用するにはNVIDIAドライバーの場所に注意する必要があります。環境変数
LD_LIBRARY_PATHを定義して/usr/lib/nvidia-current/を設定して、ドライバーの場所を指定してください。
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