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G 550 4×4²を限定発売【メルセデス・ベンツ日本】
2016年4月4日
G 550 4×42(フォー・バイ・フォースクエアード)を限定発売
・「あらゆる道」を走破できる究極のオフローダー
・広いトレッドと可変サスペンションによりスポーティなドライビングも実現
・Gクラス37年の歴史で培った技術の粋を集結
・ポータルアクスルをはじめとする軍用車両や特殊車両の技術を各所に採用
メルセデス・ベンツ日本㈱(社長:上野金太郎、本社:東京都港区)は、メルセデス・ベンツの最高級クロスカントリービークル「Gクラス」の特別仕様車「G 550 4×42」を発表し、本日から 2016年5月31日(火)までの期間限定で全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークにて注文受付を開始します。なお、本特別仕様車の販売はアジアでは日本のみ*となります。 *2016年4月4日時点
Gクラスは1979年に発売されて以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に最適のパワートレイン、装備を加えながら進化を続け、一時的な流行とは無縁の強烈な個性と圧倒的なオフロード性能により、登場から37年を経た現在も強いこだわりを持つお寵様に強く支持されている、四輪駆動の頂点を極めたモデルです。
「G 550 4×42」は、この37年におよぶGクラスの歴史において培った特殊車両技術を惜しみなく投入した究極のオフローダーです。コンセプトはシンプルで、全輪駆動パワートレインを各ホイールに 2本ずつ装着されるスプリング/ダンパーストラットと可変ダンパーシステムから構成される新開発のラリー強化仕様ツインサスペンションやGクラスの量産ボディと組み合わせることです。アクスルやサスペンションの最適化などにより、砂地、岩場、水溜まりといった悪路に加え、通常モデルとほぼ変わらないボディにより、街中でも快適なクルージングが可能となり、「あらゆる道」を走破できるモデルとなりました。
防弾仕様車の技術をベースにした「ポータルアクスル」の採用により、最低地上高460mm、渡河深度1,000mmと、G 550に比べ大幅に走破性が向上しています。(G 550:最低地上高235mm/渡河深度600mm)
ポータルアクスルによって、ベースモデルの車軸位置を変えることなく最低地上高を高くすることが可能となりました。これによって、サスペンション固定ポイントやステアリング接続部などの位置は一定となります。
シャーシは量産のGクラスをベースにしており、オンロード、オフロードのいずれにおいてもラリースポーツ由来の新しい可変ダンパーシステム「ラリー強化仕様ツインサスペンション」がスポーティな運動特性と落ち着きある快適性を高次元で両立させています。各ホイールに、平行する2本のスプリング/ダンパーストラットを搭載しています。
一方のスプリング/ダンパーストラットは、固定された減衰特性で通常どおりに動作しますが、もう一方のストラットは電子制御可変ダンパーを採用しており、走行状況に応じて減衰特性全体を変更します。この構成によって、スポーツモードとコンフォートモードの間でキングピン傾角を大きく取ることが可能となりました。モードの切り替えはセンターコンソールのボタンで行います。また、両モードの切り替え時間は1秒以内の速さで完了します。
スポーツモードでは、ダンピング特性が大幅に引き締められるため、コーナリングの際も速度を保ったままダイナミックに走行できます。一方、快適なクルージングを楽しみたい場合は、コンフォートモードに切り替えることで、路面のあらゆる凹凸を滑らかに吸収できます。ただし、急激な回避操作など限界に近い状況では、自動的に硬い設定に切り替わり、最大限の走行安定性を確保します。また、コンフォートモードは接地性が向上することから、オフロード走行にも役立ちます。すなわち、起伏の激しいオフロード面でも、トラクションを得ることができます。
心臓部には「Mercedes-AMG GT」や「Mercedes-AMG C 63」に搭載されているAMG4.0リッターV8直噴ツインターボエンジンをベースに新開発されたM176型エンジンを搭載しました。最高出力422PS/310kW、最大トルク610Nmを発揮します。また、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)により、環境性能の向上も図っています。このエンジンは、2基のターボチャージャーをV型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイド V」レイアウトを採用し、エンジンを可能な限りコンパクトにするとともに、ターボチャージャーへの吸気経路が最適化され、優れたレスポンスを実現します。また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングする NANOSLIDE®摩擦低減加工を施すことで、フリクションロスを低減するとともにエンジンの軽量化にも貢献しています。
「G 550 4×42」は、その卓越した走行性能をオフロードだけではなくオンロードでも発揮します。ポータルアクスルにより、トレッドが1,774mm(ノーマル比+229mm)とかなり広くなったため、325/55 R22サイズの大きなタイヤと“スポーツモード”を搭載する可変ダンパーシステムの採用により、コーナリングにおいてもスポーツカーのようなダイナミックな走りを提供します。
オフロードにおいても、フルタイム四輪駆動、トランスファーケースによるクロスカントリーギア、ポータルアクスル、走行中にロック可能な3つのディファレンシャルなど、これだけの組み合わせは通常のクロスカントリービークルでは例を見ないものであり、あらゆる条件の下で圧倒的な走破性能を発揮します。
インテリアは、シートとドアパネルにdesignoレザーブラック/ダイヤモンドステッチ入りDINAMICAブラックマイクロファイバーを、ドアハンドル、ダッシュボードやヘッドレストには、ホワイトステッチ入りdesignoレザーを採用しています。
ボディカラーは本モデル専用色エレクトリックビームを含む4色を設定しています。
また、少量限定生産モデルであるにもかかわらず、日本仕様専用装備として、COMANDディスプレイやインストゥルメントクラスター内表示の日本語対応はもちろんのこと、日本の道路事情を考慮し360°カメラシステム、パークトロニックなど本国仕様には存在しない装備も装着しております。
なお、本特別仕様車にも通常販売しているメルセデス・ベンツ車両と同様に新車購から3年間走行距離無制限の一般保証(製品不具合の修理)・メンテナンス保証と24時間ツーリングサポートを提供する総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が無償で適用されます。
*上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。
*本特別仕様車は予告無く販売を終了する場合があります。
The new G 550 4×42スペシャルサイト
http://www.mercedes-benz.jp/lp/G550_4×4_Squared/
G 550 4×42主要諸元
メルセデス・ベンツ日本株式会社ホームページはこちら