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次世代車載情報通信システムに関する技術の共同研究についてMOUを締結【トヨタ自動車/インテル】

2011年11月10日

トヨタ自動車㈱は、11月10日、インテル コーポレーション*1(以下、インテル 最高経営責任者:ポール・オッテリーニ 本社:米国カリフォルニア州サンタクララ市)と、現在のナビゲーション等に代わる、次世代の車載情報通信システム*2に関する技術の共同研究についてMOU*3を締結した。

今回の共同研究は、「車載情報通信システム(車載機側)を介したお客様(ドライバー)への最適な情報提供手法」ならびに「車載機本体とその周辺にある情報機器とのシームレスな情報通信技術」について、情報通信技術で実績のあるインテルと研究を進めるものである。

具体的には、今後、渋滞情報や目的地の検索、レーダークルーズコントロールなど運転支援機能といった、クルマとお客様がやり取りをする情報の増加が予想される。こうした中、情報を扱う操作において、運転の妨げにならないヒューマンマシンインターフェース*4のあり方などを研究する。
また、現在Wi-Fiなどの電子機器を接続する様々な通信方式の活用が進んでいるが、スマートフォンなど、お客様が普段使っている情報機器とクルマとの接続性、連携を高めるための通信技術を研究する。
さらには、クルマが、家などの社会とシームレスにつながることを可能にする通信技術の研究も進めていく。

*1  ウェブサイト : http://www.intel.com/
*2  クルマとお客様との様々な情報のやり取りを可能にするシステム。
カーラジオから始まりナビゲーションへと推移し、今後は、スマートフォンとの連携や家電機器・エネルギーマネジメントシステムとの連携など、広がりが期待される
*3  Memorandum of Understanding
*4  機械と人間との間で、人間の要求を機械に、あるいは機械の状態を人間に理解させるために伝達する手法


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