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自動車部品の高精度・高効率研削加工に最適な高周波スピンドル「SSPG‐090 T025 SCT」を発売 【セイコーインスツル】

2016年3月7日

セイコーインスツル㈱(社長:村上 斉、本社:千葉県千葉市、以下:SII)は、自動車用燃料噴射ノズルや高精度な加工を必要とする部品を、高効率に研削するのに最適な高周波スピンドル「SSPG-090 T025 SCT」の受注を3月下旬より開始いたします。



SIIは腕時計製造で培ったノウハウを活かし、半世紀以上にわたり小型部品の内面を研削する内面研削盤を製造、販売しております。また、SII製内面研削盤に搭載されているスピンドル「Hシリーズ」をはじめ、幅広い分野の超精密加工ニーズに応えるために開発したスピンドル「SSPGシリーズ」を販売しております。

今回、「SSPGシリーズ」の新たなラインナップとして発売する「SSPG-090 T025 SCT」は、最高回転数90,000min‐1、出力 2.5kWで、高出力、高剛性、高精度を実現した高周波スピンドルです。さらに、消費エア、オイルの削減を図り、従来のスピンドルと比較して耐環境性とランニングコストに優れ、かつ高剛性、低振動を実現しています。自動車業界をはじめ、部品メーカーや機械メーカーの超精密加工の要望にお応えするため、高いレベルの精度と汎用性を追求して開発しました。

なお、4月19日(火)~21日(木)に名古屋(ポートメッセなごや)で開催される「第1回 名古屋 機械要素技術展」に出展し、新製品「SSPGシリーズ」を展示いたします。

【主な特長】

■ 1.高剛性
  高出力のモータと大径シャフト(軸)の採用で、高剛性を実現しました。

■ 2.低振動
  組立精度の向上を図ることにより、低振動を実現しました。

■ 3.静音性
  最適な空力計算を行い、風切り音を低減しました。

■ 4.耐環境性、低ランニングコスト
  エアの消費量、潤滑油の消費量を減らすことで、省エネと低ランニングコストを実現しました。

■ 5.クーラント圧力 2Mpa対応
  高圧力によって、噴出される研削液によって、加工工具の焼き付けを防止し、工具の長寿命化を可能としました。
  また、研削による切粉を多く除去できる事により、高精度加工を可能としました。

【高周波スピンドル SSPG-090 T025 SCT 製品概要】

【仕様】


【製品価格】オープン価格

【年間販売目標台数】100本(初年度)

【出荷開始日】2016年8月



この件に関するお問い合わせ先
セイコーインスツル㈱
精機事業部 工機部 工機技術営業課
TEL : 047-392-2091
http://www.sii.co.jp/mt/spindle/


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