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ローノイズマイクロホンアセンブリ「378A04」 販売開始【東陽テクニカ】
2016年2月15日
業界初※1 外部電源不要
ローノイズマイクロホンアセンブリ「378A04」 販売開始
㈱東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:五味 勝、以下 東陽テクニカ)は、加速度計などを製造・販売する世界的ブランド米国PCB Piezotronics社のローノイズマイクロホンアセンブリ「378A04」を本日2月15日より販売いたします。なお、本製品を5月25日から27日までパシフィコ横浜で開催される『人とくるまのテクノロジー展2016横浜』に出展いたします。
近年、家電製品などの静音化に伴い、製品から発生する非常に低いレベルのノイズを測定するニーズが高まっています。しかし、それらを測定できるマイクロホンは多くはありませんでした。
今回販売する、ローノイズマイクロホンアセンブリ「378A04」は、感度が既存のPCB社製のマイクロホンの約10倍の450mV/Paと非常に高く、且つ、マイクロホン自らが発生する自己雑音レベルは6.5dBAと非常に低くなっています。電気自動車のモーター音の測定や、コンピュータのハードディスクなどの低いレベルのノイズが測定可能になります。他社製のローノイズマイクロホンは駆動用に200Vの電源を必要としますが、本製品は電源が不要です。ICP®※2に対応した収録装置やアナライザに直接接続し、即座に音響計測ができます。
本製品は、マイクロホンカートリッジとICP®プリアンプで構成され、セットで校正し出荷いたします。
※1 音響計測用マイクロホンにおいて。2016年2月10日現在。当社調べ。
※2 アンプ内蔵型。Integrated Circuit Piezoelectricの略で、PCB Piezotronics社の商標登録。
【主な特長】
● 高感度450mV/Pa
● ノイズフロア(自己雑音レベル) 6.5dBA
● コンデンサマイクロホン用の分極電源不要
● ICPⓇ電源対応のデータロガーやFFTアナライザに、直接接続可
【主な測定対象】
● コンピュータ・ハードディスクの音響測定
● 電気自動車の音響測定
● 環境騒音測定
● 家電製品の音源探査または騒音計測
● ローノイズ音響パワー測定
【販売開始】
2016年2月15日
東陽テクニカは、「“はかる”技術で未来を創る」のスローガンのもと、これからも機械計測分野における最新のセンサを提供し続けてまいります。
<PCB Piezotronics社について>
PCB Piezotronics社は1967年に米国ニューヨーク州バッファローで設立され、ダイナミックな圧力や荷重、振動を測定することが可能なクオーツ(水晶)圧電素子を用いた各種センサの専業メーカーとしてスタートしました。その後さまざまなタイプの加速度計やロードセル、インパクト・ハンマー、トルクセンサ、マイクロホン、手腕振動計へとラインアップを拡げ、現在では高性能性センサの世界的ブランドです。
<㈱東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、昭和28年の設立時より「技術と情報」をキーワードに日本の技術発展に寄与することを使命として、主として最先端の「測るツール」を欧米の電子計測器メーカーより輸入し、日本の研究・開発者に提供してきました。さらに、「電子技術センター」における修理、校正、技術サポートや自社製品の開発、「テクノロジーインターフェースセンター」で行うお客様向けの各種セミナー、トレーニングなどの取組みは、460名を超える全従業員の約8割を占めるエンジニアの技術力に裏付けられています。東陽テクニカはこれからも「“はかる”技術で未来を創る」のスローガンのもと、「テクノロジーインターフェース」の使命を果たすべく努力してまいります。
東陽テクニカWebサイト : http://www.toyo.co.jp/
★ 本件に関するお問い合わせ先 ★
㈱東陽テクニカ 機械計測センサ部
TEL : 03-3245-1240(直通) E-mail : PCB@toyo.co.jp
ローノイズマイクロホンアセンブリ「378A04」製品ページ :
http://www.toyo.co.jp/mecha/products/detail/pcb-mic-378a04.html
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