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米国における自動車向け冷間圧造用鋼線の製造・販売会社の設立について【新日鐵住金】
2016年1月27日
新日鐵住金㈱(以下「新日鉄住金」)は、米国・インディアナ州に新たな自動車向け冷間圧造用鋼線の製造・販売会社「NIPPON STEEL & SUMIKIN COLD HEADING WIRE INDIANA INC.(以下「NSCI」)」を設立することと致しました。「NSCI」は、松菱金属工業㈱、日鉄住金精鋼㈱、宮崎精鋼㈱、㈱サンユウ、豊田通商㈱、日鉄住金物産㈱、㈱メタルワン、住友商事㈱との共同出資により設立します。
冷間圧造用鋼線の主な用途は自動車用ボルト等であり、線材に二次加工(酸洗・皮膜、伸線、熱処理等)を加えて生産されます。その用途の多くが重要保安部品であることから材質・寸法精度等の要求品質が極めて高く、これに応えるには線材・二次加工 一貫での厳格な品質管理が必要です。新日鉄住金としては、北米の自動車市場に今後も安定的な成長が見込めることを踏まえ、タイ、中国に続き米国に3拠点目となる二次加工拠点を設立し、日系自動車・部品メーカーの主要な生産拠点を網羅いたします。
なお、「NSCI」は、新日鉄住金の棒線事業ブランドSteeLinC®(スティーリンク)の12社目のメンバー会社となります。高強度鋼や工程省略鋼等の当社独自商品メニューを活用し、鋼材と二次加工との組み合わせを最適化すること(「鋼材x工法」)により、 お客様の製品価値や生産性向上等に貢献してまいります。
参考)SteeLinCウェブサイト http://www.nssmc.com/steelinc/case08.html
(冷間圧造用鋼線商品ページ)
【新会社の概要】
名 称 : NIPPON STEEL & SUMIKIN COLD HEADING WIRE INDIANA INC.(略称:NSCI)
所 在 地 : インディアナ州シェルビービル
事業内容 : 冷間圧造用鋼線の製造・販売
資 本 金 : 2,400万US$
出資比率 : 新日鉄住金㈱42%、松菱金属工業㈱5%、日鉄住金精鋼㈱5%、宮崎精鋼㈱5%、㈱サンユウ1%、
豊田通商㈱12%、日鉄住金物産㈱10%、㈱メタルワン10%、住友商事㈱10%
投資金額 : 約5,000万US$
投資内容 : 酸洗・皮膜ライン1基、伸線機4基、熱処理炉2基
生産能力 : 39千㌧/年
量産開始 : 2018年1月(予定)
(お問い合わせ先) 総務部広報センター TEL : 03-6867-2977
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