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ポルシェ718ボクスターの予約受注を開始【ポルシェ ジャパン】
2016年1月27日
35PS高められたパワー – 13%の燃費向上
日本. ポルシェ ジャパン㈱(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は2017年モデルとして、水平対向4気筒エンジンを搭載した新世代のミッドシップロードスターである718ボクスターおよび718ボクスターSの予約受注を2月1日(月)より全国のポルシェ正規販売店にて開始いたします。2017年モデルの718ボクスターシリーズ左ハンドル車に関する予約受注については、4月1日(金)から4月30日(土)の期間限定となります。
ポルシェはニュー718ボクスターシリーズにより、1950年代および60年代にタルガ・フローリオやル・マンをはじめとした数々のレースで優勝を飾ったミッドシップエンジンスポ-ツカー、ポルシェ718から続く水平対向4気筒エンジンの伝統を継承します。
よりパワフルにそして燃料効率も改善された新開発のターボチャージャド水平対向4気筒エンジンがニューボクスターシリーズの中枢です。総排気量2リッターの718ボクスターの最高出力は220kW(300PS)、総排気量2.5リッターの718ボクスターSの最高出力は257kW(350PS)となっています。Sモデルにはバリアブルタービンジオメトリー (VTG)を備えたターボチャージャーが使用されています。ポルシェはVTGテクノロジーを市販車のガソリンエンジンに採用する世界で唯一のメーカーです。VTGは、911ターボおよび718ボクスターに採用されています。効率性に優れたニューターボエンジンはそれぞれ先代モデルに対して26kW(35PS)のパワーアップを実現し、燃費も13%向上しています。
一新されたシャシーと強力なブレーキが、情熱的でスポーティなドライビングプレジャーをもたらします。さらにデザインも、ラゲッジコンパートメントリッド、フロントウインドウ、およびコンバーチブルトップを除いて完全に見直されています。インテリアでは、新設計のダッシュパネルが与えられたコックピットが目を引き、さらに最新のタッチスクリーンを備えた最新世代ポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)が標準装備されます。
効率性に優れた4気筒ターボエンジン
ポルシェはニュー718ボクスターによって、水平対向4気筒エンジンを備えたスポーツカーを再び市場へ導入します。ターボチャージャーによってトルクは大幅に増大されており、718ボクスターの最大トルクは380N・m(100N・m増)/1,950rpmー4,500rpm、718ボクスターSの最大トルクは420N・m(60N・m増)/1,900rpmー4,500rpmとなっています。トランスミッションは、両モデルに6速マニュアルと燃料を節約するバーチャルギアを備えたポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)が用意されています。718ボクスターの0ー100km/h加速タイムは、PDKとスポーツクロノパッケージ仕様車で4.7秒(0.8秒向上)、同じ仕様の718ボクスターSでは4.2秒(0.6秒向上)と、非常に優れた加速力を発揮します。最高速度は718ボクスターが275km/h、718ボクスターSでは285km/hとなっています。
ポルシェのターボコンセプトとは、ドライビングパフォーマンスを増大させながら燃費を向上させることです。PDKを搭載した718ボクスターの燃料消費量(NEDC)は6.9リッター/100km(1.0リッター/100 km低減)、718ボクスターSのPDK搭載車ではわずか7.3リッター/100km(0.9リッター/100 km低減)です。
シャープなラインを強調するニューデザイン
718ボクスターシリーズはひと目で見分けることができます。フロントエンドはいっそう彫刻的な形状となっており、これによりフロントはワイドでより力強いスタイルとなっています。またフロントに備わる大型クーリングエアインテークが、新しいターボエンジンのコンセプトを強調しています。718ボクスターのフロントエンドは、LEDデイタイムランニングライトを統合したバイキセノンヘッドライトによる新しいデザインとなっています。また4灯のデイタイムランニングライトを備えたLEDヘッドライトが新たにオプションで用意されています。
サイドビューで特徴的なのは、新たなラインを与えられたフェンダーとサイドシルです。2つのフィンを備えた大型エアインレットパネルはこのモデルのダイナミックなルックスを強調しています。ドアハンドルにはリセスカバーがないデザインが採用されています。718ボクスターSには新しい19インチホイールが標準で装着され、オプションで20インチホイールを装着することもできます。テールライトは3DのLEDテクノロジーと4灯のブレーキライトによって一新され、その間に配した“Porsche”ロゴとアクセントストリップがワイドなリヤボディーを、より際立たせます。
よりスポーティにチューニングされたシャシーによって俊敏性が向上
ドライビングダイナミクスにおいて、新しいボクスターは初代718を彷彿とさせます。完全に見直されたシャシーがコーナリング性能を高め、電動式パワーステアリングは、さらに10%ダイレクトに設定されています。これによって、サーキットと日常走行の両方において、より俊敏で操縦しやすくなっています。
10mm/20mm低い車高:ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム
718ボクスターには車高が10mm低いポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)が、718ボクスターSには20mm低い車高を備えたPASMスポーツシャシーがそれぞれオプションで用意されています。見直されたアクティブシャシーは、ロングドライブにおける高い快適性とダイナミックで剛性感溢れるスポーティな操縦性を発揮します。
ダイナミックなドライビングエクスペリエンスを実現するオプションのスポーツクロノパッケージでは、911と同様にノーマル、スポーツ、スポーツ・プラスの3つのモードに加えてインディビジュアルプログラムが設定可能です。PDKには、ドライビングプログラムスイッチの中央にスポーツレスポンススイッチが追加されます。モータースポーツからヒントを得たこのスイッチは、エンジンとPDKのレスポンスを極めてダイレクトに設定します。
標準装備される新しいポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)
718ボクスター車内でドライバーを待つのが、メータパネルなどのニューエレメントによってグレードアップされた使いやすいポルシェのインテリアです。新しいインテリアレイアウトのもうひとつの重要な機能が、オーディオインターフェース、および出力110Wのサウンドパッケージ・プラスを備えたポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)です。PCMではコネクト・プラスオプションの購入により、オンラインナビゲーション、Wi-Fi ホットスポット、Apple CarPlayといった機能が強化されます。
ニュー718ボクスターは、4月30日より欧州を皮切りに順次、各国へ導入されます。
ポルシェ718ボクスター、718ボクスターS 希望小売価格 (2016年2月1日より)
*2017年モデルの718ボクスターシリーズ左ハンドル車の予約受注は、4月1日(金)から4月30日(土)の期間限定となります。
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