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モーターサイクル用プロダクションレース対応スポーツラジアルタイヤ DUNLOP「SPORTMAX α-13SP」新発売【住友ゴム工業】
2016年1月26日
モーターサイクル用プロダクションレース対応スポーツラジアルタイヤ
DUNLOP(ダンロップ)「SPORTMAX(スポーツマックス)
α(アルファ)-13(サーティーン)SP(エスピー)」新発売
住友ゴム工業㈱は、モーターサイクル用プロダクションレース対応スポーツラジアルタイヤ DUNLOP「SPORTMAX α-13SP」を3月1日(日)から順次発売します。発売サイズはフロント2サイズ、リア5サイズで価格はオープン価格です。
「SPORTMAX α-13SP」は、レースレプリカラジアルタイヤ「SPORTMAX α-13」をベースに、ロードレース、ジムカーナなどの競技走行にも対応するためドライグリップ性能を強化し、耐久性能も兼ね備えたプロダクションレース対応スポーツラジアルタイヤです。フロントには2カットブレーカーを採用し、素早い旋回性と軽快なハンドリングを高次元で実現します。また、当社独自のC.T.T.(キャンバースラスト・チューニング・テクノロジー)を活用した新プロファイルと新パターンにより、優れた旋回性を発揮しながら軽快でリニアなハンドリングを実現しています。
また、「SPORTMAX α-13SP」はその高性能が認められ、一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が3月から新たに開催するロードレース「JP250(Japan Production)」クラスをはじめ、アジア・ロードレース選手権の「AP250(Asia Production)」、「アジア・ドリーム・カップ」においても2016年シーズンからワンメイクタイヤとして指定されています。
■ 特長
○新開発コンパウンドの採用<Hレンジ>
レースレプリカラジアルタイヤ「SPORTMAX α-13」のコンパウンドをベースに、高分子量ポリマーとレース用微粒子カーボンを配合することで、ポリマーとカーボンの結合点が増加し、幅広い温度領域で優れたグリップ性能を発揮します。また、高分子量ポリマーの長い鎖によりカーボンとの結合力が高められることで耐摩耗性に優れ、タイヤ本数制限のあるレースでも十分な耐久性を実現しました。
○新開発コンパウンドの採用<Zレンジ>
レーシングスリックタイヤにも採用されているレース用微粒子カーボンと高発熱の高分子量ハイスチレンポリマーを配合することでスーパースポーツ車両のハイパワーを余すこと無く路面に伝える強力なグリップ性能と優れた耐摩耗性を実現しました。
○2カットブレーカー構造<フロントタイヤ>
高剛性かつ軽量な2カットブレーカー構造で素早い旋回性と軽快なハンドリングを高い次元で実現します。
○JLT(ジョイントレス・トレッド)構造<Zレンジのリアタイヤ>
トレッドコンパウンドを紐状にして巻き付ける技術。シート状の素材に比べ加工時の“たわみ”が減少し、タイヤの真円度が向上します。
○C.T.T.(キャンバースラスト・チューニング・テクノロジー)
各バンク角でのフロントタイヤとリアタイヤのキャンバ―スラストのバランスを適正化することにより、バンク角とハンドル舵角がリニアにシンクロしてスムーズな過渡特性を発揮することで、優れた旋回性を発揮しながら、軽快なハンドリングを実現しています。
■ 各プロダクションレースのワンメイクタイヤに指定
ワンメイクタイヤに指定されたロードレース「JP250」クラスは、比較的ローコストで手軽に始めることが可能なため、近年世界的に人気が高まっている250cc/300ccのスポーツバイクを使用したレースで、上位クラスへのステップアップにも最適なクラスとして、全日本ロードレース選手権と併催される「MFJカップ」や、各地区主要サーキットの地方選手権として2016年3月から開催される予定です。
また、「JP250」クラスとの共通性の高いアジア・ロードレース選手権「AP250(Asia Production)」、「アジア・ドリーム・カップ」においても、2016年シーズンからワンメイクタイヤとして指定されています。
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