ニュース

コンパクトクロスオーバー 新型小型乗用車「イグニス」を発売【スズキ】

2016年1月21日


スズキ㈱は、コンパクトカーとSUV(スポーツ用多目的車)を融合させた、新ジャンルのコンパクトクロスオーバー、新型小型乗用車「イグニス」を、2016年2月18日より発売する。

新型「イグニス」は、日常で便利に使えるだけでなく、週末にはアウトドアをはじめとした余暇の行動範囲を広げる「使い勝手の良いスタイリッシュなコンパクトクロスオーバー」をコンセプトとした、多様化するお客様のニーズに応える新ジャンルの小型乗用車である。

運転しやすいコンパクトなボディーサイズと、高めのアイポイントが生む見晴らしの良いパッケージング、余裕のロードクリアランスにより、雪道や荒れた道でも安心して走ることができる走行性能を備えた。
デザインは、線や面などのシンプルな要素を組み合わせながら、強い印象を与える外観に、上質感や新しさを表現した内装を採用し洗練されたスタイリングとした。
全車にマイルドハイブリッドとK12C型デュアルジェット エンジンを搭載し、28.8km/L(HYBRID MG 2WD車)※1の優れた燃費性能と力強い走りを実現。全車エコカー減税※2の対象車とした。また4WD車には、急な下り坂や雪道などでの走行をサポートする機能を採用している。
リヤシートスライドを採用し、使い方に合わせて荷室容量をアレンジできるなど使い勝手を高めたほか、新たにApple CarPlayに対応したメモリーナビゲーション※3など最新の快適装備を採用。デュアルカメラブレーキサポートや、SRSカーテンエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグなど安全装備※4も充実させた。

新型「イグニス」は、日本発の新ジャンルのコンパクトクロスオーバーとして、欧州をはじめ海外にも展開する計画である。

※1 燃料消費率JC08モード走行(国土交通省審査値)。
※2 環境対応車普及促進税制による自動車取得税の減税措置は平成29年3月31日新車登録、自動車重量税の減税措置
   は平成29年4月30日新車登録まで。
※3 メモリーナビゲーションは全方位モニターとセットでメーカーオプション設定。
※4 セーフティパッケージとしてメーカーオプション設定。
* Apple CarPlayは、Apple Inc.の商標。

新型「イグニス」の主な特長

■ 1.パッケージング&デザイン
(1)扱いやすいボディーサイズと高めのアイポイント
(2)強い印象を与える洗練されたスタイリング

■ 2.低燃費化技術&走行性能
(1)全車マイルドハイブリッド+デュアルジェット エンジン搭載
(2)急な下り坂や雪道も安心の4WD機能

■ 3.ユーティリティ&快適・安全技術
(1)リヤシートスライドで、使い方に合わせて容量をアレンジできる荷室
(2)Apple CarPlay対応メモリーナビゲーションの採用や先進安全技術の搭載

販売目標台数(月間) 1,500台

メーカー希望小売価格(消費税8%込み)


* 2WDは前輪駆動。
* 価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、登録等に伴う費用は含まれない。
* 環境対応車普及促進税制による自動車取得税の減税措置は平成29年3月31日新車登録、自動車重量税の減税措置は
  平成29年4月30日新車登録まで。
* メーカーオプション

新型「イグニス」の特長

■ 1.パッケージング&デザイン

□ (1)扱いやすいボディーサイズと高めのアイポイント

運転しやすいコンパクトなボディーサイズと、高めのアイポイントが生む見晴らしの良さ・余裕のロードクリアランスにより、雪道や荒れた道でも安心して走行できる。
全長3,700mm、全幅1,660mmのコンパクトなボディー。4.7mの最小回転半径と併せて、運転のしやすいサイズと
 した。
前席ヒップポイントを615mmと高めに設定。アイポイントが高くなるため見晴らしも良く、さらに腰の上下動が少
 ないため乗り降りのしやすさにも貢献。
180mmのゆとりある最低地上高に加え、アプローチアングルやデパーチャーアングルを大きく取ることにより、雪
 道や荒れた道でも安心して走行できる余裕のロードクリアランス。
新プラットフォーム採用により、コンパクトなボディーサイズながらゆとりの室内空間。
リヤシートスライドの採用により、乗員スペースを確保しながら必要に応じて荷室スペースを拡大可能。(HYBRID
 MX、HYBRID MZ)

□ (2)強い印象を与える洗練されたスタイリング

コンセプトは、「シンプルアイコニック、シンプルスタンダード」。線や面などのシンプルな要素を組み合わせながら、質感の高さと力強さが強く印象に残る、アイコニック(わかりやすく特徴的)なデザインを目指した。

質感の高さと力強さが強く印象に残るエクステリア
加飾に頼らず、シンプルな線と面のクリーンな構成によって質感の高さを表現。
ショルダー上部のシャープなイメージと下部の豊かな断面の対比による印象的なフォルム。
クロスオーバーとしての力強さを表現するため、ボディーの四隅にタイヤを配置。
スズキデザインのDNAを随所に継承し、現代風にアレンジすることで、過去と未来を結びつけるデザインとした。

シンプルな中に上質感と先進性のあるインテリア
エクステリア同様、シンプルな線と面で構成。
円筒形状を用いたエアコンパネルなどの機能パーツを、それぞれインパネから独立して配置したことと、コントラス
 トの強い大胆なカラーリングによる、個性的なインテリア空間。
センターコンソールの前部とインサイドドアグリップ部分に、アクティブな印象のオレンジやメカニカルな印象のチ
 タンカラーの高輝度塗装を車体色に合わせて採用。(HYBRID MX、HYBRID MZ)
高品質な素材や、質感の高い塗装の仕上げを効果的に採用し、上質で高級感のあるインテリアを実現。

カラーバリエーション
力強いプロポーションを際立たせる、オレンジ、ブルー、ゴールドの3色の新色を設定。
車体色を引き締め個性を強調するブラック2トーンルーフ(HYBRID MZ)を設定し、全13バリエーションを用意。
 各車体色にマッチする内装色と組み合わせた。(HYBRID MX、HYBRID MZ。HYBRID MGはブラック内装)


■ 2.低燃費化技術&走行性能

□ (1)全車マイルドハイブリッド+デュアルジェット エンジン搭載

新プラットフォームに、K12C型デュアルジェット エンジンと、加速時にモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドを全車に搭載。車両全般にわたり軽量化を徹底し、28.8km/L(HYBRID MG 2WD車)※1の優れた燃費性能と力強い加速性能を実現。
全車エコカー減税の対象とした。

マイルドハイブリッド
ISG(モーター機能付発電機)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた独自のマイルドハイブリッドを全車
 に搭載。減速時のエネルギー回生やアイドリングストップ後のエンジン再始動をISGが行い、燃料消費を抑制。さら
 に最長30秒間のモーターアシストによってエンジンの負担を軽減し、さらなる燃費向上を実現。
 *ISG=Integrated Starter Generator(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)

K12C型デュアルジェット エンジン
デュアルインジェクションシステムを採用したK12C型デュアルジェット エンジンを搭載。熱効率の向上、フリク
 ション低減、軽量・コンパクト化に加え、低回転域でのトルクを向上させるなど、より高い次元で優れた燃費と力強
 い走りを両立。

新プラットフォーム
軽量かつ高剛性のAセグメント小型乗用車向け新プラットフォームを採用。
 軽量化による燃費性能の向上、キビキビした操舵感、安定感のある走り、しなやかな乗り心地など走行性能の向上に
 も大きく貢献している。

ボディー
軽量で強度の高い高張力鋼板をボディー全体の50.1%[重量比]に採用。

サスペンション
サスペンションフレームをフラットな構造として、軽量化と高剛性を両立。
フロントおよびリヤサスペンション(2WD車)にスタビライザーを採用。
フロントおよびリヤのサスペンションのセッティングにより、荒れた路面でもボディーの上下方向の揺れを抑制。安
 定感のある乗り心地と高い操縦安定性を両立した。

タイヤ
クロスオーバースタイルを実現する大径タイヤを採用し最低地上高180mmを確保。転がり抵抗の低減と、操縦安定
 性・乗り心地を両立させた。

□ (2)急な下り坂や雪道も安心の4WD機能

荒れた路面でも走行できる余裕のロードクリアランスに加え、走破性能と燃費効率の良い走りを両立するビスカスカップリング式の4WDシステムを採用。さらに下り坂や雪道などでも安心な機能を4WD車に標準装備した。

ヒルディセントコントロール
エンジンブレーキでは減速できないほどの急な下り坂などで、ブレーキペダルを踏まなくても自動的に車速を約
 7km/hにコントロールする機能。

グリップコントロール
雪道やぬかるみなどの滑りやすい路面での発進時に、エンジントルクやブレーキが効果的に作動するように制御させ
 ることでスムーズな発進をサポートする機能


■ 3.ユーティリティ&快適・安全装備

□ (1)リヤシートスライドで、使い方に合わせて容量をアレンジできる荷室

荷室
コンパクトなボディーサイズながら、大容量の荷室を実現する左右独立リヤシートスライド&リクライニング機構を
 採用。荷室側からも操作でき、さまざまなシーンに合わせて荷室スペースのアレンジを可能とした。(HYBRID
 MX、HYBRID MZ)

収納スペース
車検証の収納スペースとボックスティッシュの収納スペースをそれぞれ設けたグローブボックスや、600mlのペット
 ボトルを2本収納可能なセンターコンソールドリンクホルダーなど、使い勝手に優れた収納スペースを装備。

□ (2)Apple CarPlay対応メモリーナビゲーションの採用や先進安全技術の搭載

「Apple CarPlay」に対応したメモリーナビゲーション
俯瞰映像を表示する全方位モニター付メモリーナビゲーションをメーカーオプション設定。
クルマの中でiPhoneを、より安心・快適に楽しめる「Apple CarPlay」に対応。通話・音楽再生・メッセージなど、
 iPhoneの様々な機能をナビ画面で操作できる。また、音声認識機能を使って操作することも可能。
 *Apple、iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
 *iPhoneの商標は、アイホン㈱のライセンスにもとづき使用されています。
 *Apple CarPlayは、Apple Inc.の商標です。

快適装備
プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)とIRカット機能付フロントガラス。(HYBRID MZ)
運転席シートヒーター※5とリヤヒーターダクトを標準装備。
 ※5 4WD車は助手席にも標準装備。
約45km/h~約100km/hで設定可能なクルーズコントロールシステムを採用。(HYBRID MZ)
7速マニュアルモード付パドルシフトを採用。(HYBRID MZ)

充実の安全装備
ステレオカメラ方式の衝突被害軽減システムであるデュアルカメラブレーキサポートをはじめ、誤発進抑制機能、車
 線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、エマージェンシーストップシグナルを、SRSカーテ
 ンエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグとセットでメーカーオプション設定。
衝突時の衝撃を効率よく吸収・分散する、[TECT]を採用。新開発プラットフォームにより、優れた衝撃吸収性を
 発揮。
脚部保護に配慮したフロントバンパーなど、歩行者傷害軽減ボディーを採用。
運転席および助手席にシートベルトリマインダーを装備。
濃霧など気象条件の悪いとき、後方車両に自車の存在を知らせるリヤフォグランプを採用。(HYBRID MZ)



「イグニス」WEBカタログ
カタログ請求








スズキ株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#スズキ
#自動車メーカ
#2016年1月21日