ニュース
CES 2016に等来を見据えたコンセプトを展示【フォルクスワーゲン グループ ジャパン】
2016年1月7日
● CEO Dr.ヘルベルトディースがCESで基調講演
● フォルクスワーゲンが新時代のモビリティを展示
● ワールドプレミア : フルコネクティビティを備えたゼロエミッションカー、「BUDD-e」は新世代電気自動車の最
初のコンセプト
● 新世代のインフォテインメントシステムを搭載した「e-Golf Touch」は、量産車向けのジェスチャーコントロール
を導入
ウォルフスブルグ /ラスベガス(米国) 2016年1月6日フォルクスワーゲンは、ラスベガスで開催されている世界最大級の家電見本市「CES 2016」において、モジュラーエレクトリックドライブキット(MEB)をベースにした革新的なコンセプトカー、「BUDD-e」を展示し、電気自動車開発における次なる大きなステップを示しました。フォルクスワーゲンブランド取締役会会長のDr.ヘルベルトディースは、CESに集まった2,300人の来場者の前で、「BUDD-eは、近未来のトレンドセッターです。」と述べています。さらにDr.ディースは、革新的な「e-Golf Touch」も発表しました。このクルマは、より大型化されたディスプレイとジェスチャーコントロールを含め、新しいディスプレイおよび制御コンセプトを備えた、量産車向けの次世代インフォテインメントシステムを搭載しています。
フォルクスワーゲンは、変革への道を歩んでいます。世界初公開された「BUDD-e」は、未来のモビリティに向けた次なるステップを示すものです。新開発の電気駆動システムは、最大533km(NEDC:新欧州ドライビングサイクル)/233マイル(EPA:米国連邦環境保護庁による予測実走行可能距離)という、長い航続距離を実現しています。4輪駆動を採用した車両システムは、合計で235kW/317PSの出力を発生しますこのコンセプトカーは、バッテリーを車両のフロアに搭載するで、あらゆる制限から解放された、まったく新しいインテリアデザインを可能にしています。「私たちは、特に電気自動車による長距離移動用に設計された、完全に新しくユニークな車両コンセプトを開発しています」と、Dr.ディースは述べています。「BUDD-e」は、初代フォルクスワーゲンバスを現代的にアレンジしたクルマです。そのハイライトの一つは、充電時間です。このクルマは、わずか30分ほどでバッテリー容量の80%まで充電可能です。
「BUDD-e」に加え、フォルクスワーゲンは、生産モデルをベースにした「e-Golf Touch」を発表しました。「e-Golf Touch」の特徴は、最先端のインフォテインメントシステムとともに、近未来のカギとなるコネクティビティトレンドの一つを反映している点です。「e-Golf Touch」は、革新的なジェスチャーコントロールを備えているだけでなく、9.2インチディスプレイを採用したモジュラーインフォテインメントツールキット(MIB)の進化バージョンも搭載しています。このタッチディスプレイは、スマートフォンと自動車の操作をひとつの世界に融合するものです。
「未来のモビリティでは、自動運転も大きな特徴となるでしょう。自動運転は日常生活の一部となり、モビリティを完全に変えることになるでしょう。フォルクスワーゲンは、これらの最先端テクノロジーをどのように活用し、私たちのお客様にお届けするのかについて、沢山のアイデアを持っています」と、Dr.ディースは述べています。
フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社ホームページはこちら