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車載ユニット向け「塩水複合サイクル試験」を提供開始【OKI】

2015年12月24日

車載ユニット向け「塩水複合サイクル試験」を提供開始
関東エリア初、大型車載ユニット丸ごとの評価に対応


OKIグループの信頼性評価と環境保全の技術サービスを展開するOKIエンジニアリング(社長:柴田康典、本社:東京都練馬区、以下OEG)は、関東エリアでは初めてとなる、自動車の駆動ユニットなど大型部品の「塩水複合サイクル試験」サービスを本日より提供開始します。新サービスは、大型車載部品における塩水のほか、乾燥や湿潤など厳しい環境ストレスに対する耐性の評価が可能となり、お客様の商品開発をサポートします。

本来の塩水噴霧試験は、試験材料に塩水を噴霧し腐食を促進させてから試験材料の耐食性を評価するものです。しかし、近年は塩水噴霧に湿度変化を組合せて、より実際の利用環境に近い状況での試験が求められるようになり、これらの複合試験が耐食性の評価方法として用いられるケースが多くなってきています。さらに、車載部品メーカーにおいては駆動部品などに電子回路部を組込み一体化する傾向があり、ユニットごと試験したいという要望が多くなっています。しかし、従来の試験機ではサイズ・耐荷重の制約によりそのニーズに対応できていませんでした。今回OEGが導入した「大型複合サイクル試験機」では、噴霧に加え乾燥・湿潤の繰り返しを組合せた試験が可能なうえ、試験槽内寸法がW2000×D1000×H500mmと大容量なため、EVの駆動ユニットを分解、加工することなく丸ごと評価できます。

本試験ができる第三者試験所は関東エリアではOEGが初めてです。また試験対象は車載ユニットのほか、家庭用太陽光発電向けのパワーコンディショナーなど屋外設置機器にも適用可能です。さらに従来から提供している塵埃試験、振動試験などと合わせワンストップで提供可能で、これらのサービスの利用により、お客様は自社で設備・人的投資をすることなく、効率よく信頼性環境試験、分析、解析などを実施できます。

今後もOEGは、お客様のニーズに対応した試験技術の向上や設備の充実を継続的に進め、試験設備を保有しない電子機器メーカーの設計・開発・製造を支援していきます。

販売計画

価格                              20万円~/件(税込)
販売目標                        800万円/年
サービス提供開始時期      2015年12月24日

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「塩水噴霧試験」紹介サイト



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