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2016年度の日本市場における事業戦略を発表【ユーブロックスジャパン】
2015年12月2日
IoT及びM2Mの市場開拓を推進
特に、拡大する車載通信とスマートシティ分野に注力
u-blox AG(SIX:UBXN、本社:スイス・タルウィル、最高経営責任者:トーマス・ザイラー、日本法人:ユーブロックス ジャパン㈱、東京都港区、代表:仲 哲周、以下 ユーブロックス)は本日、日本市場における2016年度の事業戦略を発表しました。
ユーブロックスは、ワイヤレス通信、測位用半導体におけるICとモジュールの両方を提供できるグローバルメーカーです。自動車向け通信・測位用半導体の需要の高まりとモバイル端末の急速な普及を背景に、IC及びモジュール製品の両方を提供できるというメリットを生かして、過去数年間、急成長を遂げています。特に、2015年度上半期の売上高は前年同期比33.1%増を記録しました。
ユーブロックスは、急速に拡大するIoT(モノのインターネット:Internet of Things)及びM2M(マシンツーマシン:Machine to Machine)市場の需要に対応するため、「自動車市場」及び「産業市場」の2つの市場を2016年度の日本における注力市場と位置づけています。
IoTとモビリティ化が進展するなかで、ユーブロックスは、自動車市場におけるインフォテインメント、V2V(車車間通信:Vehicle-to-Vehicle)、セキュリティ、保険などの分野、産業市場におけるフリートマネジメント(車両管理:Fleet Management)、アセットトラッキング(流通・資材に関わる資産管理:Asset Tracking)、ネットワークインフラ、無線通信、スマート需要メーター、支払い、セキュリティ、ヘルスケアなどの分野の需要が大きいと考えています。
ユーブロックスは今後も、高品質・高性能・高寿命なワイヤレス通信、測位ソリューションを自動車及び産業市場向けに提供していきます。ユーブロックスが各市場に提供する主な製品は以下の通りです。
・自動車市場向け製品戦略
・幅広い通信用の車載半導体を提供し、多様なニーズに対応
・V2X(車車間通信および路車間通信: Vehicle to X)におけるGNSS(衛星測位システム)やセルラー通信、
Wi-Fi、Bluetooth通信などに関わる高品質な車載用製品・コンポーネントを提供
・コネクテッドカー市場向けに自動運転対応の高精度GNSSとV2Vモジュールを提供
・レーダー探知機などのスタンドアロン製品の設計から大量生産、国内での技術サポートを提供
・QZSS(準天頂衛星システム)衛星シグナルを含む次世代製品の開発を推進
・産業市場向け製品戦略
・すべてのワイヤレス通信技術とGNSS向けに、高品質のチップ及びモジュールの両方を提供
・通信機能を持つ産業用のアプリケーションは、スマートメーター、スマートインダストリー(フリートマネジメント
など)、ヘルスケア用アプリケーション市場向けの事業強化を図る。これに伴い、下記の2つの施策を推進。
・設計から大量生産、国内での技術サポートを提供
・セルラー通信やWi-Fi、Bluetooth通信に関するソフトウェアベンダーと協業を強化
IoT市場におけるユーブロックスの貢献分野(画像参照)
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、民生、産業および自動車市場向けにワイヤレス通信用半導体と測位用半導体を提供するグローバルリーダーです。弊社のソリューションにより、人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に把握し、さらに音声、テキスト、ビデオでワイヤレス通信を行うことができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを幅広く提供することで独自の地位を築いており、OEMメーカーの皆様が革新的なソリューションを迅速かつ廉価に開発するためのお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地、特に欧州、アジア、米国に多くのオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.com/jaをご覧ください。
最新情報は LinkedIn、Twitter(@ubloxAG:英語)、YouTubeでもご覧いただけます。
本件に関するお問い合わせ先
ユーブロックス ジャパン㈱
カントリー・マネージャー
Email tesshu.naka@u-blox.com
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