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ステアリング、プロペラシャフト事業の強化に向けたグループ会社2社の吸収合併について【日立オートモティブシステムズ】

2015年12月1日

ステアリング、プロペラシャフト事業の強化に向けた
グループ会社2社の吸収合併について

グローバル展開の加速により2018年度に両事業の売上を6割拡大


日立オートモティブシステムズ㈱(取締役社長兼COO:関 秀明/以下、日立オートモティブシステムズ)は、このたび、100%子会社である日立オートモティブシステムズステアリング㈱(取締役社長:塚越 三郎/以下、日立オートモティブシステムズステアリング)、および日立オートモティブシステムズ九州㈱(取締役社長:高橋 昌也/以下、日立オートモティブシステムズ九州)を、2016年4月1日付で当社に吸収合併することを決定しました。

クルマに対する社会要請として、より一層の環境負荷の低減や交通事故の削減、渋滞の解消・緩和、運転の快適性向上、高齢者等の移動支援など様々なニーズが顕在化しており、カーメーカーをはじめとする関連企業において自動運転実現に向けた開発が活発化しています。日立オートモティブシステムズは、今後、市場の拡大が見込まれる自動運転システムの要件となるADAS(先進運転支援システム)技術の高度化に注力しており、外界認識センサーをはじめ、電子コントロールユニット、走行系アクチュエーター、電動パワートレインといったADASに不可欠な「認識」、「制御」、「駆動」の幅広い製品・システムの事業強化を図っています。

このような中、日立オートモティブシステムズは、「駆動」の走行系アクチュエーターで重要な構成部品であるステアリングとプロペラシャフト製品の一体運営によるグローバル展開の加速を目的として、両製品の開発から生産を行う日立オートモティブシステムズステアリングと日立オートモティブシステムズ九州を吸収合併することを決定しました。

日立オートモティブシステムズステアリングが製造する電動式パワーステアリングシステムは、ADASのコア製品の一つであり、制御開発、ユニット開発、素形材技術を含む日立オートモティブシステムグループの垂直統合ビジネスモデルと共に更なる事業拡大が見込まれています。また、日立オートモティブシステムズ九州が製造するプロペラシャフトは、省エネを狙った軽量化の進展、衝突安全対策ニーズの高まりにより、カーボンファイバーなどを使用した高付加価値製品が市場に投入されており、海外市場での拡大が期待されています。

今後、日立オートモティブシステムズによる一体運営により、ステアリングとプロペラシャフト製品における開発力の強化や品質・生産技術の向上、グローバル生産体制の拡充を推進します。さらに、米州や中国市場等へのグローバル拡販の強化により、2018年度のステアリングとプロペラシャフト製品の売上を2014年度実績比でそれぞれ6割拡大することをめざします。

当時会社の概要(2015年12月1日現在)

(1) 存続会社

(2) 消滅会社



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