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東京モーターショーで新世代中型セダンのコンセプトモデル「マツダ 雄(TAKERI)」を初公開【マツダ】

2011年10月25日

-SKYACTIV技術を全面的に採用した新型SUV「マツダ CX-5」も出品-

マツダ㈱(以下、マツダ)は、今年の12月3日~11日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第42回東京モーターショー」*1において、マツダの新世代中型セダンを表現したコンセプトモデル『マツダ 雄(TAKERI)』を世界初公開します。また、SKYACTIV(スカイアクティブ)*2技術を全面採用した新型クロスオーバーSUV『マツダ CX-5』を日本初公開するとともに、最新の技術や市販車も出品します。

今回のマツダの出品テーマは、「環境の先にある、走る歓びを~クルマを愛する人がいる限りマツダは進化し続ける」。技術開発の長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」のもと、マツダは環境性能とダイナミックパフォーマンスを飛躍的に向上させるSKYACTIV技術を発表。今年6月に国内で発売した「マツダ デミオ」や9月からグローバル市場に順次導入している「マツダ アクセラ」を通じて、一部技術*3を実用化しています。

『雄(TAKERI)』は、マツダの新デザインテーマ「魂動(こどう)」をベースに、既存のセダンにはない力強く、艶やかなスタイリングを目指しました。高効率かつパワフルな新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を搭載するなど、SKYACTIV技術を全面的に採用することにより、力強く気持ちのよい走り、セダンにふさわしい快適性・乗り心地を実現します。また、これらSKYACTIV技術に加えて、アイドリングストップ機構「i-stop(アイストップ)」や減速エネルギー回生システムといった電気デバイスを搭載し、優れた燃費性能を実現します。

『CX-5』は、パワートレイン、ボディ、足回りとSKYACTIV技術を全面的に採用する、マツダの新世代商品群の第1弾です。「魂動」デザインに基づき、従来のSUVとは一線を画す力強い生命力・躍動感を表現。また、新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」をマツダ車として初採用するなど、上質かつ気持ちのよい走りと優れた環境・安全性能を高次元で両立。来春の国内市場導入を予定しています。


*1  プレス招待日は11月30日と12月1日。マツダのプレスカンファレンスは11月30日午前8時30分を予定。
*2  「SKYACTIV-G」ガソリンエンジン、「SKYACTIV-D」ディーゼルエンジン、「SKYACTIV-DRIVE」オートマチックトランスミッション、「SKYACTIV-MT」マニュアルトランスミッション、「SKYACTIVボディ」、「SKYACTIVシャシー」を含む。
*3  「デミオ」にはSKYACTIV-G、「アクセラ」にはSKYACTIV-GおよびSKYACTIV-DRIVEを採用(一部モデル)。

マツダの出品内容

主要出品の概要

「マツダ 雄(TAKERI)」
マツダの新デザインテーマ「魂動」をベースにして、「誰もが直感できるセダンらしさ」と「エモーショナルで突き抜けた魅力」を、高いレベルで両立させることを追求しました。技術的にはSKYACTIV技術を全面的に採用、「SKYACTIV-D」が寄与する力強く気持ちの良い走りととともに、軽量化や空力改善技術等の採用により優れた快適性・乗り心地を実現します。また、アイドリングストップ機構「i-stop」を採用するとともに、マツダ初となる減速エネルギー回生システムを搭載。減速時に放出されるエネルギーを効率的に回生してキャパシターに蓄電し、電装品等の電力として使用することが可能であり、従来発電に要したエンジンによる燃料消費を抑制します。これら電気デバイスの効果もあり、『雄(TAKERI)』は優れた燃費性能を実現します。
「減速エネルギー回生技術」は、マツダの「ビルディングブロック戦略」のステップ2となる電気デバイス技術。「ビルディングブロック戦略」は、エンジンやボディといった既存技術を改良した上で、電気デバイスを段階的に導入していくもので、ステップ1がアイドリングストップ機構「i-stop」、ステップ2が減速エネルギー回生技術、ステップ3がモーター駆動技術(ハイブリッド車など)としています。

「マツダ CX-5」
エンジン(ガソリンおよびディーゼル)、トランスミッション、ボディ、シャシーと、SKYACTIV技術を全面的に採用したマツダの新世代商品群の第1弾。「魂動」デザインを採用する初めての市販モデルとして、力強い生命力と躍動感を表現するとともに、SUVとしての機能性・扱いやすさにも配慮しています。また、意のままにクルマを操る感覚を先鋭化した、上質で気持ちのよい走りと優れた環境・安全性能を高次元で両立。新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」をマツダ車として初めて搭載するとともに、高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」、新世代オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」やアイドリングストップ機構「i-stop」を採用し、JC08モードで「SKYACTIV-D 2.2」車が18.6km/L、「SKYACTIV-G 2.0」車が16.0km/Lの燃費性能*4を実現します。

*4  2WD車のマツダ測定値

「マツダ CX-5」(国内仕様)の主要諸元


「マツダ デミオ」

SKYACTIV技術(SKYACTIV-G 1.3)を初めて採用したコンパクトカー。同クラストップの燃費性能25.0km/L(JC08モード)/30.0km/L(10・15モード)*5を実現するとともに、スポーティかつ質感の高いデザイン、優れたハンドリングや高速走行時の安定性、快適な乗り心地を特長とします。

「マツダ アクセラ」
新開発「SKYACTIV-G 2.0」とともに、ダイレクト感のある操作性を提供する「SKYACTIV-DRIVE」(6AT)を搭載。スムーズで爽快な走りを実現すると同時に、2.0Lクラス*6トップの燃費性能17.6km/L(JC08モード)/20.0km/L(10・15モード)*7を実現します。

*5  「SKYACTIV-1.3」機種の場合
*6  ハイブリッド車をのぞいたガソリンエンジン搭載車(マツダ調べ)
*7  アクセラセダンが17.6km/L、アクセラスポーツが17.2km/L。いずれも15インチタイヤ装着車の場合


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